ZETAハンドガードの種類と選び方 クローズドタイプ編
ZETAのハンドガードと言えば、国内シェアNo.1で取り付け事例もとても多いのですが、 はてさて自分のバイクにはどれが付くんだい?とお困りのお声も沢山あると伺っております。 そんなお声にお応えして、今回はZETAハンドガードの選び方と特徴の解説を致しましょう~。 多分アクセス数の伸びる記事だと思います。(邪心) まず、オフロードバイクのハンドガードには大きく二つの種類があります。 オープンタイプ 一つはオープンタイプと呼ばれる、主に純正ハンドガードとして採用されていたり、 モトクロスで使用されるタイプ。 その名前の通り、グリップ周りが解放されているからオープンタイプってこと。 特徴と言えば装着が簡単であることと、 ほとんどのパーツがプラスチック製なので軽量であることですね。 一方で、レバーを破損から守ったりするような強度は持っていないので注意が必要です。[card_p : product_id=24993]クローズドタイプ 次に、今回取り上げるクローズドタイプのハンドガードがこちら。 名前の通りグリップ周りを囲う形になっているので、クローズドタイプと呼ばれます。 素材はアルミ製からプラスチック製までさまざまですが、 その構造上オープンタイプよりは重くなってしまいます。 その分強度があるので、転倒したり、激しく木にぶつかったりしても手やレバーをしっかりと守ってくれます。 そして、このクローズドタイプのハンドガードは種類が多く、 オプションパーツとの組みわせによって使い方や取り付け条件もさまざま。 故に非常に奥深く、選び方が難しくなってしまいがち・・・ そんなわけで、こうした疑問やお悩みをここからの本題で解決します! [card_p : product_id=3355] ZETA クローズドタイプハンドガードの種類ZETAのクローズドタイプハンドガードには大きく3つのラインナップがあります。アーマーハンドガードシリーズ 1:アーマーハンドガードべンド ZETAハンドガードシリーズの始祖となる商品がこちら。 一番基本的なモデルになっています。 対象車種は125~450ccクラスのフルサイズオフロードバイク全般。 強固なアルミのガード本体と、3つのパーツで構成される3ピースクランプのセットです。 汎用性が高く、比較的取り付けが簡単ということもあって爆発的にヒットした商品です。 一番普通のハンドガードがこれ、という認識でOKです。 特殊な取り付け条件の無いオフロードバイクならこれを選べば間違いありません。 名前のベンドと言うのは曲がっているという意味で、 手元のガードを下方に曲げることでアクセル操作の邪魔にならないように・ そして転倒時に手首がハンドガードに巻き込まれたりせず抜けやすいようにという配慮です。 3ピースクランプにはノーマル径のハンドルに対応する22.2mm仕様と 大径ハンドルに対応する28.6mm仕様の2つがラインナップされています。 [card_p : product_id=3355] 2:アーマーハンドガードストレート 上記のベンドと異なり、手元まで真っすぐな形状になっているのがこちら。 ストレートであるメリットは、側方部からの衝撃に強いということ。 木と木の間をぬって走る=ウッズセクションを走るような状況や、ライバルとの接触時にも 手の真横までガードしているのでお手手を負傷しにくくなっています。 その他の使用はベンドと同様ですね。 [card_p : product_id=3354] 3:アーマーハンドガードU-クランプ 通常のアーマーハンドガードの3ピースクランプを強度で勝るU-クランプ(28.6mm)に変更したタイプ。U-クランプは取り付けの自由度では3ピースクランプに劣りますが、 固定強度は圧倒的にこちらが上。 U-クランプは主にKTMやハスクバーナに相性が良いので 販売もKTM・ハスクバーナオーナーの方に多くご購入頂いている傾向です。 [card_p : product_id=19356] プロ アーマーハンドガード プロということで、サイド部にプラスチックバンパーを装着してバーエンドアンカーの固定強度を向上させたのがこちら。 クランプパーツは入っておらず、別途用意する必要があります。 つまり、これ単体の商品ではハンドガードとして成立しないのでご注意下さい。 バーエンドアダプターは凸と凹を嵌め合う形で固定しているため、通常のタイプよりもズレに強い構造になっています。 ただし、このバーエンドアダプターはアルミハンドル専用になっているため、アルミに比べ内径が広い鉄ハンドルにはスカスカで取り付け出来ません。 このハンドガードは後述するサイドマウントやU-クランプとの組みわせで進化を発揮します。 [card_p : product_id=15528] アーマーハンドガードオプションパーツ ここからはアーマーハンドガードの取り付け自由度を上げたり、固定強度をアップさせるオプションパーツの紹介です。 特に前述の通り、プロアーマーハンドガードにはクランプパーツが付属していないため、オプションパーツの中から対応するものを選びましょう。 ハンドガードマウント サイドタイプ/フロントタイプ ハンドガードの固定強度を大幅アップさせるパーツとして、大人気製品がこのサイドマウントとフロントマウントです。 このパーツは、トップブリッジのフォークを締め付けるボルト=フォークピンチボルトの部分に割り込むように取り付ける形で、トップブリッジとハンドガードを直接連結するというもの。 通常の3ピースクランプやU-クランプは、ハンドルという丸いものを掴んでいるだけなので、どうしても回転方向の衝撃に耐えきれない場面があります。 しかし、この構造ならばフォークピンチボルトが破断したり、 サイド/フロントマウントが砕けない限りはハンドガードがズレることがありません。 強度面では最強クラスに位置します。 しかしながら、ハンドル自体を間接的にガッチリ固定する構造故に ハンドルのしなりというのは完全に失われます。ハード路面で攻めるような場面では手に伝わる振動が辛い場面もあるでしょう。 [card_p : product_id=3368][card_p : product_id=28527]ハンドガードマウント バークランプタイプ 前述のサイド/フロントマウントはハンドガードの固定強度アップに非常に有効ですが、 KTM/ハスクバーナ/GASGASにはフォークピンチボルトの位置が異なるため使用できません。 そこで、別の固定方法として用意されているのがバークランプタイプのハンドガードマウントです。 ハンドルクランプをこの触覚付きクランプに交換することで ハンドガードとの連結を可能にしています。 固定強度の面ではサイド/フロントマウントと遜色ありません。 また、こちらのタイプだとハンドルクランプの位置が バーライズキットなどで上下しても影響を受けないというメリットがあります。 サイド/フロントマウントの場合、ハンドル位置が高いとハンドガードが届かなくなっちゃいますからね。 [card_p : product_id=29065] ハンドガードマウント U-クランプタイプ ハンドガード本体の解説でも登場したUクランプです。 ハンドガードとセット販売されているのは28.6mm仕様のみですが、 別売オプションとしては22.2mm仕様も用意されています。 4本のボルトでハンドルをしっかり締め付けてくれるので、 3ピースマウントよりも固定強度に優れます。 また、名前の由来であるU型の形状は配線やワイヤーをかわす形状になっています。 固定強度ではサイド/フロントマウントに一歩譲りますが、 ハンドルバーの上で全てが完結するため、 激しいクラッシュでトップブリッジ側にダメージを与えないと言う点は着目すべきポイントですね。 また、U-クランプにはロングタイプもラインナップされています。(28.6mmのみ) ロングタイプが用意されている理由として、ヤマハのYZシリーズを中心に マスターシリンダーのバンジョーボルトがハンドガードと干渉しやすいという問題があったため。 このロングタイプなら、干渉の問題もクリアになります。 以上がアーマーハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 それぞれのパーツに取り付け条件やメリット・デメリットがあるので、 ご自身のバイクと照らし合わせて最適の組みわせを見つけてください。 [card_p : product_id=17853][card_p : product_id=31304] アドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ アドベンチャーアーマーハンドガード 近年盛り上がりを見せるアドベンチャーバイク(以下ADVバイクに)対応するクローズドタイプのハンドガードとして ラインナップされているのがアドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ(以下ADVハンドガード)です。 ADVバイクは一般的なオフロードバイクと基本設計やディメンションが異なるため、 ハンドルの角度や長さも大きく違います。 故に、通常のアーマーハンドガードでは対応出来ないケースが多くありました。 そこで、ADVバイクにも対応する短めのガード本体と、ロングタイプのクランプ。 そしてスペーサーの組みわせで高い汎用性を持つ バーエンドアダプターをセットにしたのがADVハンドガードです。 ハンドガード本体がハンドルのストレート部の長さとほぼ同じです。 このことから全長が通常のアーマーハンドガードより ADVハンドガードの方が全長短めなことがわかりますね。 これは、ハンドルの曲げ角が急なADVバイクやカブのようなバイクにも対応出来るようにするため。 更に、クランプとの連結穴も2ヶ所用意されています。 こういう点で汎用性が非常に高いのが特徴ですね。 ADVバイク用とは言うものの、通常のトレールバイクにも対応可能です。 [card_p : product_id=27840] アドベンチャーアーマーハンドガード・車種専用モデル 高い汎用性を持つADVハンドガードですが、 それでも取り付けが難しい車種に関しては専用設計されたものがラインナップされています。 2021年10月現在のラインナップとしては、以下のものが用意されています。[card_p : product_id=29126][card_p : product_id=30001][card_p : product_id=29350][card_p : product_id=30779][card_p : product_id=31303] 上記の車種はいずれも車種専用に設計されているため、ほぼボルトオンで簡単取り付けが可能です。 加工が必要なのはグリップの貫通加工程度ですね。 アドベンチャーアーマーハンドガードオプションパーツ ADVハンドガードのオプションも2種類ラインナップされています。無くてもハンドガードとしては正立しますが、傷防止に是非オススメしたいアイテムです。オプションバンパー 転倒時に本体が削れたり、傷ついてしまわないように装着する シリコンゴム製のバンパーです。 このバンパーが傷ついてしまっても、低コストで交換が出来るので非常に便利。 [card_p : product_id=29983] オプションスライダー このスライダーはADVハンドガードのバーエンド部を保護するためのもの。 POM製で軽いのに結構丈夫、というスライダーとして理想的な性質を持っています。 以上がADVハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 種類は2種と少なく、取り付けるだけでハンドガード本体の破損が軽減されるので、軽量化に拘らなければ取り付けしておいた方がハンドガードを綺麗に保てますね。 [card_p : product_id=29976] アントラーハンドガード これまでご紹介していたのは全てアルミ製のハンドガードでしたが、 こちらは柔軟なプラスチック製となっています。 見よ、この驚きの柔軟性を! プラスチック製故に軽量、かつハンドルの補強効果が少ないのでハンドルのしなりを活かしたままハンドガードを装着できます。アルミ製ガードがその強さで衝撃をはね返すという発想で出来ているのに対し、このプラスチック製ガードは衝撃を吸収・いなすという発想で出来ています。もちろん激しい衝撃は受け止めきれない場合もありますし、 厳冬期などは素材の柔軟性が失われて破損率が上がるというデメリットもありますが、使いどころを間違わなければ、全てのハンドガードの良いとこ取りの選択になるでしょう。[card_p : product_id=26822] ZETA ハンドガード用プロテクター各種 以上、大きく3つの種類があるZETAのハンドガードの解説でした。そしてこれらのハンドガードには様々な種類のプロテクターが装着可能になっています。 プロテクターの役目は泥除け・草木を掻き分けて走る際に手を傷つけないように・風防としてなど色々。 大きさによってその効果も変わりますので、デザインの好みと用途に合わせて選びましょう。XCプロテクター 永遠の一番人気がこちらです。 シュッとしたシャープなデザインでカッコ良いですよね。大きさは中間的なところで無難な選択と言えるでしょう。 また、LEDウインカーを別途装着することも可能。 一部のカラーでは最初からセットされた仕様も用意されています。[card_p : product_id=3359][card_p : product_id=3358] X2プロテクター 小振りなので空気抵抗が少なく、スッキリとした見た目で モタードライダーから人気を得ているのがこちら。泥除けや風防としての効果はやや弱いですが、モタードなら問題ありませんね。[card_p : product_id=6019] X3プロテクター 表面積はXCプロテクターと同程度ですが、こちらはマスターシリンダー部分のガードが大型で、かつ取り外し可能になっているのが特徴。飛び石が多い状況でハンドガードをしっかり守りたい場合はこのプロテクターがオススメです。[card_p : product_id=24992] XC-PROプロテクター XCプロテクターを大型化したアレンジ仕様。 泥除け効果と風防効果を強化したタイプで、マディコンディションや冬期の使用に向いていると言えます。こちらもオプションでLEDウインカーの後付けが可能です。[card_p : product_id=3357][card_p : product_id=3360] スクードプロテクター 超大型のツーリング向けプロテクターがこちら。大きすぎて流石にレースには向きませんが、風防としての効果は最強です。 このプロテクターは上下を反転させて取り付けることが可能で、スタンディング(立ち乗り)しやすい取り付けと 風防効果を重視した取り付けを選択して使用します。 [card_p : product_id=28526] まとめ以上、ZETAのクローズドタイプハンドガードの種類と機能の解説でした。こうして全部取り上げると、実に沢山の種類があることがわかりますね。それ故に選び方で迷ってしまわれることもあるかと思いますが、そんなときはこの記事を見返して頂ければと思います。 動画でも解説しておりますので、よろしければご覧ください。それでもわからないけどがありましたら・・・お電話下さい! 丁寧にご説明させて頂きます。→0561-86-8295 ZETA ハンドガードの通販はコチラオフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!
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