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コラム

  • 初心者必見! 林道ツーリングに準備したいもの

    今回は林道ツーリングに準備したいものというテーマでお届けします。 林道に行くにはどういう装備を揃えるべきか?どんな意味があるのか? そうした疑問お答えするのがこの記事です。 旅をするのがツーリング 本来はバイクに限らず使う言葉「ツーリング」という言葉はバイク乗りの間では自然と「バイクで旅をする」意味で使われており、もはやそこに違和感を感じることはありません。しかししっかりと言葉の意味を調べてみると「Tour(ツアー)」の現在進行形「〜ing」で、「旅をすること」という意味になります。つまり、本来は車や電車、バスなどでも「ツーリング」と言うはずなのです。 ここで大切なのは「旅」と言う要素。つまり、バイクに乗って移動するだけでは「ツーリング」ではないのです。例えば通学や通勤をはじめ、近所の買い物の足にバイクを使っても、それは「ツーリング」とは呼べません。「ツーリング」にもさまざまな種類がある一言で「ツーリング」と言っても様々に派生しています。例えば一人でするツーリングを「ソロツーリング」。複数人でするツーリングを「マスツーリング」と言います。また、半日くらいで帰宅するような距離の短いものを「ショートツーリング」、高速道路を使って丸一日かけて県外まで行くようなものを「ロングツーリング」、さらにタンデムで行えば「タンデムツーリング」というようになります。もちろん目的は「旅」ですから、多くの場合は観光地などを目指して走ることになります。海や山、湖など自然豊かな場所を目的地に設定し、普段の生活では出会えないような素晴らしい景色を見て、疲れを癒すことが多いでしょう。中には途中で日を跨ぎ、ホテルや旅館、もしくはキャンプ場などで宿泊することも。これは「一泊ツーリング」などと呼ばれます。さらにもっと長い期間をかけて旅をする場合には「日本一周ツーリング」といったような事例もありますね。そして林道をメインに走る場合には「林道ツーリング」ということになります。主にオフロードバイクを使うことが多いですが、アドベンチャーバイクや、カブなどでも楽しむことができるんです。 林道ツーリングに必要なものを一挙紹介!林道ツーリングに持っていきたいアイテム10選まず最初に、林道ツーリングをするために絶対に必要なアイテムや、持っていくと良いものをいくつか紹介しましょう。 オフロードヘルメットバイクの車種によってさまざまな形状のヘルメットが発売されています。例えばスピードの出るスポーツタイプや大型バイクにはフルフェイス、スクーターや原付モデルにはジェットタイプ、そしてオフロードバイクにはオフロードヘルメットがあります。フルフェイスやジェットヘルメットで林道ツーリングができないわけではありませんが、オフロードヘルメットは当然、オフロードを走るのに適した形状をしています。頭頂部から長く伸びたバイザーは前を走るバイクから飛んでくる泥や石、さらには日差しを防ぐ役目がありますし、シールドではなくゴーグルを使うのは息を切らしても曇らないようにするため、そして口の部分が張り出しているのは口に空気を取り込みやすくするためなど、ちゃんと意味があるのです。なお、オフロードヘルメットは競技専用品も多く作られていますので、購入前にしっかりと規格をチェックし、公道走行が可能なものを選びましょう。「SG規格適合」と書かれていれば大丈夫です。息切れするような激しいライディングはしないよ、という方にはシールドタイプのオフロードヘルメットもラインナップされています。[card_p : product_id=27721][card_p : product_id=31766]ゴーグルシールドなしのオフロードヘルメットでは、必ずゴーグルも装着しましょう。ゴーグルをしなかったことで枝や石があたり、失明してしまうケースもあります。オフロードバイクのゴーグルは通気性の高さやレンズの曇りにくさ、フィット感などを考慮して作られています。また、ヘルメットの上から装着するため、ゴムバンドの内側にシリコンが配置され、ゴーグルがズレないように滑り止めの役目を持っていたりします。また、鼻を保護するノーズガードも付いていたりもします。ゴーグルのレンズにも種類がたくさんあります。透明なレンズ、曇りにくいダブルレンズ、紫外線や強い日差しをカットするミラーレンズなど、色々なゴーグルを使ってみて気に入ったものを見つけましょう。[card_p : product_id=31965][card_p : product_id=29577] 操作性に優れたオフロードグローブグローブもオンロードツーリング用のプロテクターがついたものや、冬用の温かいもの、オフロード用の操作性に優れたものなどさまざまな種類があります。 一般的にオフロード用のグローブは薄手でプロテクションもほとんどありませんが、これは何よりも繊細なアクセルワークやレバー操作を可能にすることで、転倒のリスクを軽減するためなのです。林道ツーリングに使用される多くのオフロードバイクにはハンドガードが装着されているため、少ないプロテクションでも安心してツーリングが楽しめます。 また、冬季でも林道ツーリングでは汗をかく場合が多いです。朝、出発するときに寒いからといって冬用の厚手のグローブしか持たずに林道ツーリングに出発すると、あまりの操作性の悪さと暑さに辟易してしまうでしょう。 [card_p : product_id=29585] くるぶしまでしっかりカバーするブーツ林道で最も怪我を負う確率が高いのが足です。転倒した時にバイクの下敷きになったり、前走車が弾いた石が飛んできて当たったり。そのため、林道ツーリングに行く時には必ずくるぶしまでしっかり覆ってくれるブーツを選びましょう。 膝下までフォローしてくれるオフロードブーツを用意するのがベストですが、その中にはモトクロスブーツ、エンデューロブーツ、トライアルブーツなど種類があります。モトクロスブーツはプロテクション性能はピカイチですが、バイクを降りて歩くことが多いツーリングの場合は動きやすさに重点を置いたエンデューロブーツかトライアルブーツもオススメです。また、サイズが合わなかったりすると靴擦れの原因になりますので、可能であれば実際に試着してから購入するようにしましょう。また、膝のプロテクターがブーツと干渉することが多いため、膝プロテクターを装着した上で試着することを強くオススメします。 [card_p : product_id=33238] [card_p : product_id=15612] オフロードジャージかジャケットか林道ツーリングに最適なのは、オフロード用やアドベンチャー用として販売されているライディングジャケットです。オンロードのジャケットに比べ、動きやすさや通気性に優れており、林道での激しいアクションにも対応してくれます。 モトクロスなどレーストラックで使用されるオフロードジャージを使う人もいますが、ポケットなどの収納は無いため、別途ウエストバッグやバックパックで対応が必要です。パンツは特に重要です。動きやすさはもちろん、オフロードにおける機能性が詰まっているので専用のライディングパンツを用意すると良いでしょう。シートとのグリップや、プロテクターとの相性など専用品だからこそ優れているポイントが沢山あります。また、一部のモデルでは裾が広がりオフロードブーツをカバーすることができるのも特徴ですね。ジャケットもパンツも、中にプロテクターを装着することを考慮してサイズを選んでみてください。先にプロテクターを入手済みの場合は、装着して試着してみることも大切です。[card_p : product_id=31134][card_p : product_id=31847]命を守るプロテクターは必須林道では岩や枝など、予期せぬ障害物があります。壁から木が真横に生えているような場所も沢山あります。また、複数でオフロードを走行していると、全走車からの飛び石というものもあります。つまり、転ばなくても胸部は守っておかないと危険ということですね。モトクロスやエンデューロ用のプロテクターは動きやすさと通気性を最大限に確保しつつ、しっかりと胸部と背中を守ってくれるので安心です。プロテクターの実物を見るともしかしたら「そんな大袈裟な……」と思うかもしれません。しかし、過去にはヘルメットも着用義務がなかった時代があったのです。それが今ではヘルメットは着用するのが当たり前ですよね。胸部、背部、肘、膝のプロテクターもヘルメットと同様に、ライダーの身体を守ってくれる大切な装備です。[card_p : product_id=29697][card_p : product_id=28200][card_p : product_id=29662][card_p : product_id=29666]レインウェア・防寒具林道に限らずツーリングに必須なアイテムと言えばレインウェアです。今日は晴れ予報だからいいや、などと省略してしまうと、急な通り雨に立ち往生などということも。また、例え雨が降らなくても帰りが遅くなってしまうと、気温が下がり寒くなる場合があります。レインウェアはそんな時の防寒具としても有効です。もちろん、防寒具も別にちゃんと持っていればベストですが、荷物は少ない方がいいですよね。[card_p : product_id=24151][card_p : product_id=26800]最低限の工具類は必須林道ではさまざまなトラブルが起こります。ロードツーリングに比べるとどうしても転倒のリスクはありますし、道が荒れているのでパンクもするかもしれません。そうなった時にある程度のことは自力で対処できる装備を持っていきましょう。まずは自分のバイクで使用する基本的なレンチやヘックスといった工具類。パンク修理まで視野に入れるのであれば、リアタイヤのアクスルシャフトを外すことができる大きいサイズのものや、タイヤレバー、予備のチューブも用意しておければ、万全ですね。また、応急処置に便利なタイラップ(結束バンド)も必需品です。さらにオフロードでは、タイヤの空気圧を落とすことでグリップを増やすことができます。携帯タイプの空気入れやエアゲージを持っていくことで、よりツーリングを楽しむことができるでしょう。[card_p : product_id=24945][card_p : product_id=31302][card_p : product_id=25338]バッグはバイクにしっかり固定できるか、身体に身につけるものをツーリングで重いバッグを身体に背負うと疲労の原因になってしまいます。できれば背中のバッグは軽量な衣服や食料、貴重品などだけにして、工具などの重いものは車体に取り付けるバッグに収納したいところです。しかしながら、アドベンチャーバイクやカブなら荷物の積載も簡単ですが、小排気量のオフロードバイクに荷物を積載する時にはちょっと工夫が必要。ツーリングネットなどで無理矢理にリアフェンダーに荷物を積載しても、不安定でトラブルの原因になってしまいます。このような場合は、オフロードバイクにも安定して積載できるように設計されている商品を使うと良いです。簡単に積載が出来ますし、ライディングも快適になるでしょう。また、やむを得ず身体にバッグを身に着けて走る場合も、オフロード用のウエストバッグなど、オフロード走行を考慮したものを選ぶとバタつきやズレが最小限に抑えられます。[card_p : product_id=33413][card_p : product_id=30583]備えあれば憂いなし、持っていきたいアイテム上記の必需品の他、出来れば持っておきたいのは水と食料です。例え食事はお店で済ます予定でルートを考えていたとしても、林道では思わぬトラブルが発生するものです。通行止めで遠回りを強いられたり、バイクのトラブルで修理に時間がかかったり、ガス欠なんてこともあるかも知れません。最悪、山の中で一夜を明かすことになっても大丈夫なくらいの準備があっても良いかもしれません。携帯する食糧ですが、賞味期限が短くかさばるパンやおにぎりなどではなく、チョコレート菓子や栄養食など、スペースを取らない割にカロリーの高いものが良いでしょう。まとめというわけで今回は林道ツーリングに準備したいものというテーマでお送りました。林道という場所は携帯電話の電波が繋がらなかったり、JAFや救急車が入ってこれなかったりと不測の事態が発生した際に容易に助けを呼べない場合があります。そんなことにならないためにも、しっかり安全を確保して出かけましょう。

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  • ビードストッパーの役目とは?最適な取り付け位置は?

    ビードストッパーの扱いに悩む人類の皆様こんにちは。ビードストッパー神の寺尾です。今日はビードストッパー。またの名をリムロックと呼ぶパーツの扱い方のお話です。ビードストッパー/リムロックとはなにか[card_p : product_id=668]まず、ビードストッパー/リムロックというのは簡単に言うと、空気を抜いてもパンクにくくするパーツです。理屈としては、タイヤの中にビードストッパーを仕込み、内側からタイヤのビード部をリムに押さえつけるというもの。これにより、空気圧を落としても(タイヤ内の内圧が下がっても)タイヤとチューブ・ホイールの3点がズレにくくなります。そのため、名前がビードストッパー、もしくはリムロックと呼ばれています。(なんだったらビードロックでもリムストッパーでも良いかもしれませんね??)ビードストッパーの素材メタル[card_p : product_id=668]一番主流のタイプです。アルミとゴムを結合させた仕様となっています。ボルト部分はスチール・もしくはステンレスですね。走行中に破損する心配はほぼありません。ただ、長期使用だとアルミとゴムが剥離してしまうので定期的な交換が必要です。ナイロン[card_p : product_id=14582]ここ10年程で普及した軽量タイプ。ホイールというバネ下の回転物の軽量化になるので、手に取った軽さ以上の効果があります。こちらはモーションプロのライトリムロックという商品で、模倣品も出ていますが、破損報告が多いのでモーションプロ製一択と言って良いでしょう。空気圧を落とすなら必須では、逆にビードストッパーが無い状態で空気圧を落とし、チューブがズレたりするとどうなるのか?→バルブが千切れます。パンクです。当店に持ち込まれるパンク修理の原因の半分はコレが理由です。オフロードを走る際に、ビードストッパー無しで空気圧を落としてしまうと、かえってトラブルになるということですね。具体的にな数値としては、1.0kpaを下回らないようにしましょう。例外的に、セロー250のようにリヤホイールがチューブレスのバイクであればビードストッパーは不要です。0.5kpaや0.3kpaくらいの極低圧でも問題ありません。副産物的効果上記のように、ビードストッパーはパンクを防止するのが目的ですが、仮に、もしパンクしてしまったとしても、タイヤを内側から支えてくれるのでなんとか自走出来る可能性が高まります。リムのどこに付ける?ビードストッパーを取り付ける際、どこに取り付けたら良いのかわからないというご質問をよく頂きます。WR250Rやモトクロッサーはビードストッパーの穴が2つ空いているので、バルブの隣に取り付けるのか?対角位置に取り付けるのか?という疑問です。先に答えから言いますと「どっちでも良い」というのが答えです。効果を優先するか、バランスを優先するかという問題です。ビードストッパーの配置パターン1まず、一つ目のパターンがバルブの横にセットする形。これは、バルブのズレを防ぐというビードストッパーの役目を活かす配置です。バルブに近いほうが効果は発揮出来るんですよ。タイヤ交換の邪魔にもなりにくいですしね。欠点は重量バランスが悪いこと。バルブにビードストッパーと、重い金属部品が集中してしまうのが理由です。ビードストッパーの配置パターン22つ目のパターンは、バルブの対角線上にセットする形。これのメリットは言うまでもなくバランスが良いことです。そうは言ってもバルブよりビードストッパーの方が断然重いので、バランスと言ってもそれ程バランスが良いわけではありません。どうせ泥が僅かでも付着すればバランスは崩れます(^^;)結論どっちでも良いということにそんなわけで、メーカーが純正でビードストッパーを装着している場合でも位置はバルブの隣だったり、バルブの対角だったりまちまちです。ただし、フロントホイールの場合、駆動輪では無いのでそもそもあんまり空気を抜かない上にバルブのズレも起こりにくいと思います。故にビードストッパーは対角にセットする傾向が多いですね。極低圧で走るなら・・・リヤのビードストッパーは2つ装着しましょうパンクを防止するためのビードストッパーですが、1つで対応出来る空気圧はおおよそ0.7-0.6kpa程度です。これ以下の空気圧で走るエンデューロなどでは、ビードストッパーを複数個装着するケースも珍しくありません。ビードストッパーを2つ付ける場合の配置パターンビードストッパーを2つセットする場合は、上の画像のような配置になります。一つはバルブの隣。もう一つはその対角。3点を繋いだ時に尖った三角形になる配置ですね。オススメしない配置パターンここでバランス重視でベンツ型に配置する例も見受けられますが、これだと効果が中途半端になるのでオススメしません。まとめと、いうわけでビードストッパーの配置のお話でした。オフロード走行で空気圧を落として走る場合には必須のパーツなので、是非押さえておいて頂きたいポイントです。くれぐれも、ビードストッパーの無いライダーに空気圧を抜くようなアドバイスはしてはいけません。バルブもげによるパンクはチューブ交換以外に修理が出来ないため、山中で動けなくなってしまうと大変なことになってしまいます。

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  • 首と脊髄を守るネックブレースの種類と選びかた

    ネックブレースとはなんぞや?どういう役割なのか、どう選べば良いのかと迷える人類の皆様こんにちは。首神の寺尾です。 本日は首と脊髄を守るためのプロテクターであるネックブレースのお話でございます。少々長い記事になりますが是非お付き合いくださいませ。それでは早速解説です。   ネックブレースとはネックブレースというのは首のプロテクターですが、 役目を簡単に言うと首がグキッっとなるのを防ぐものです。頭って重いですからね。 電車に乗っているときにウトウト・・・カックンってなっただけでも首イテテテってなるわけで、 これがヘルメット被って頭から叩きつけられたりしたら、当然大ダメージを負う可能性があることは想像に容易いでしょう。  大ダメージというのは、最悪を言えば死亡です。なにせ首ですからね。 じゃあ、最悪を免れて一歩手前だとしたら? 脊髄損傷で首から下が動かなくなってしまうかもしれません。 更にもう一歩手前だとしても、胸から下が動かなくなってしまうかもしれません。  故に首へのダメージというのはとても恐ろしいものです。 ヘルメットやブーツと違い、絶対に装着しましょうという部位のプロテクターでは無いのですが、上記のリスクを考えるとなるべく装着して頂きたいのが首のプロテクター=ネックブレースです。どのように首と脊髄を守るの?   こちらが冒頭にも画像の出ているアトラスのAIRというネックブレースで、一番理想的なモデルでもあります。 ヘルメットの縁を支えて首の可動域を制限することで、転倒時に首へのダメージを防いだり、(グキッといく手前で止めてくれる) 脳天から地面に突っ込んだ際には首が身体にめり込まないように、(亀みたいにならないように) 衝撃を6つのポイントで受け止め、支えつつ分散させてくれます。 衝撃は一点集中よりも分散させた方が当然リスクは減るってことですね。  [card_p : product_id=31272]   特徴的なのはバックパネルが左右分割式になっている点で、肩の動きに左右独立して追従するので 「左肩につられて右側まで持ち上がってしまう」ということが抑えられています。 背骨の上を避けている点も大きなポイント。  こんな感じで、不意の転倒で頭から落っこちしてしまうな状況において首へのダメージを軽減してくれるのがネックブレースです。 メーカーによって多少形状が異なるものの、根本的な考えとしては共通で可動域を制限して首への負荷を身体全体に分散させるというものです。 勿論装着すればダメージをゼロに出来るわけではありませんが、ダメージコントロールとしては非常に有効です。そうは言ってもネックブレースは高いから無理・・・    [card_p : product_id=15473]首の可動域を制限、という点のみにフォーカスした簡易版もあります。こちらはACERBISのスタビライジングカラーという商品で、 旅行で使うネックピローがちょっと固くなったようなものだと考えて頂ければ。 簡易的ではありますが、これでも着用・非着用では雲泥の差があります。 ネックブレースはまだ手が出ないという方はこちらでも一定の効果は期待できますよ。 更に、ネックブレースとスタビライジングカラーの中間を狙ったようなタイプもあります。第三の選択・ATLAS VISION  [card_p : product_id=30777]こちらはアトラスのヴィジョンという商品です。 ネックブレースのネガな面と言えば、「邪魔」ということでしょう。 最近のモデルは前述のアトラス AIRのように各社軽く出来ているので、重量的なネガはほぼ解消されていますが、 それでも全員装着とまではいかない理由というのは邪魔とか、煩わしく感じられるからでしょう。  それはある意味当然で、ネックブレースは首の可動域を制限するためのプロテクターなので、 首の動きに邪魔だなぁと感じるのは・・・そりゃそうなんです。 とは言え、近年のネックブレースは可動域が随分広がりまして、 おそらく大半の方が違和感ほぼ気にならないレベルにあると思います。ネックブレースは邪魔なの?[card_p : product_id=29461][card_p : product_id=27880][card_p : product_id=31300]少なくともATLAS、ALPINESTARS、LEATTの現行モデルはそれほど邪魔にはならず、十分な可動域あるんじゃないかなぁ~と感じます。 結構なダウンヒル=激下りでも僕は全然平気でした。逆にヒルクライムや飛びつきでも違和感ないですね。       僕が10年ほど前に使用していたEVSのRC-EVOLUTIONという 簡易型ネックブレースがあるのですが、これは可動域狭くて随分苦労した思い出があります。  JNCCの鈴蘭で、激下りが長く続くセクションがあったのですが、 可動域が狭くほぼ上を向けないのでコースの先が見えないという状態。 どうにも辛かったのでレース中ですが外してしまいました。 初期のネックブレースはまだ洗練されておらず、こうしたこともあったというお話ですね。そんなわけで邪魔と言われることもあるネックブレースですが、 店頭でお客様にご試着して首の可動域を確認されると「意外と動くねぇ」と仰る方が多いです。 重量も軽いし、最近のモデルは驚くほど違和感なくて快適です。  ただ、それでも煩わしいとか、 胸部プロテクターとの相性が悪く敬遠されていた方にオススメなのが、 ATLASヴィジョンという新型のネックカラーです。 そう、ネックブレースではありませんネックカラーです。正確には新カテゴリーと言った方がいいかもな製品と言えます。アトラス AIRとヴィジョンの比較  AIRと比較すると、見ての通り脚のない形状で非常にシンプルなシルエットになっています。  脚が無いということは身体に衝撃を分散させて踏ん張る効果は弱まるものの、 本体が小振りになるため胸部プロテクターの干渉がほぼありません。 AIRのような通常のネックブレースは胸部プロテクターと首回りが干渉するため 種類を選びますが、ヴィジョンならばプロテクターの選択範囲は大きく広がります。 可動域も飛躍的に拡大しました。冒頭にもあるように、 最近のモデルは可動域の違和感はあまり無いのですがヴィジョンはそれ以上に違和感がありません。 つまりは、通常のネックブレースの抱える可動域の制限と胸部プロテクターとの相性という問題を 軽減したのがこのヴィジョンということです。  もちろん脚が無い分サポート力はAIRに分があるので上位互換というわけではありませんが、 今までネックブレースを敬遠されていた方に贈る代替案として非常に良くできていると思います。 重量もS/M:373g L/XL:395gとメチャメチャ軽いですしね。ジャンガリアンハムスター12匹分くらいです。    また、意外なことに頸椎への圧迫に対しては既存のネックブレースより軽減出来るとのことです。 (D3Oとか使っているから?)  つまりは従来品に比べ ●前後方向への過伸展や過屈曲を抑えるサポート力は弱い●横方向への過屈曲を抑えるサポート力は同等か近い水準 ●首を押し込まれるような・圧迫する力に関しては強い  ってことでしょう。 流石にライダーで実証実験は出来ませんが、興味深いところですね。 リスクコントロールのお話 ここまでネックブレースの役目や機能のお話をしてきましたが、ここからはリスクコントロールのお話です。  ネックブレースを説明する際に、よく頂くご質問ですが  「これで鎖骨折った人がいるって聞いたことあるんだけど」 というお話です。 知り合いではありませんが僕も同じ話は耳にしたことがありますし、大いにありうることだと思います。 怪我のポイントをリスクの低い部位に移動するという考え方記事の序盤で衝撃を6つのポイントで受け止め分散と書きましたが、 これらのポイントが衝撃の出口として機能するため、このポイントに打撲や骨折のリスクというのは多少なりとも存在します。 故に、首が前に過屈曲するようなクラッシュの場合なら鎖骨にダメージがいくかもしれませんし、 後ろに過伸展した場合は肩甲骨周辺へのダメ―ジが想定されます。 両肩も同じことが考えられますね。  そうなんです。衝撃の出口=6つのポイントには首に代わって怪我を負うリスクがあるんです。 ATLASが当初からバックプレートを左右分割にしているのはその対策で、 バックプレートを背骨の上に置くのを避けたかったからです。 これはニーブレースにも同様のことが言えます。膝関節を守るのがニーブレースの目的ですが、 一方で衝撃の逃げ場として大腿部(太もも前側)に怪我のリスクはあるわけです。  ネックブレースもニーブレースも怪我の材料になっているのか? 極論こういう疑問も出てきますが、そうではありません。 優先順位に基づきリスクのコントロールをしているということです。 鎖骨と首だったら、どちらを優先するかと言えば当然首。 膝関節と大腿部だったら関節の方がリスク大きいので膝関節を優先したいという考え。故にネックブレースもニーブレースも有効なプロテクターとして機能しています。 全ての怪我をノーリスクで守ることは出来ません。 エルボーガードを付けたことで、強化肘打ちによって肋骨を骨折するなんて事例もありますが、それでエルボーガードは悪いとはなりませんし、首への重量的負担があるからヘルメット被らないという選択肢も考えられないでしょう。大切なのはリスクをどうコントロールするか?ということです。  雑にまとめるとネックブレースしておいた方がいいと思いますよ・・・ってことです(^^)  胸部プロテクターとの組み合わせ ここからは応用編。胸部プロテクターとの組み合わせです。 まず、一般的なネックブレースというのは脚があるので、 ネックブレース非対応の胸部プロテクターとは首回りに干渉が起こります。 ざっくり言うと、プロテクターにネックブレースの脚が持ち上げられてしまい、 肩が浮いてしまうことになります。 本来の固定位置より、上に上がってしまうため首の可動域が狭まるばかりか、 衝撃を受け止める効果が半減してしまいます。(肩で支えられなくなる) 故に、必ずと言っていいほどネックブレース対応の胸部プロテクターの選定が必要になります。 組み合わせ例1:ATLAS+ATLAS例えば、アトラスのアトラスディフェンダーとアトラスAIRネックブレースを組み合わせるとこんな感じ   前面の脚は首元のスペースを大きく取ることで干渉を防ぎ、背面の脚はブレース内に収める形になっています。   [card_p : product_id=29461][card_p : product_id=14892]可動域もしっかり確保されています。流石は同メーカーと言える相性の良さですね。  因みにこの装着方法は胸部プロテクターをジャージ上に着用する前提になります。 理由は、↑の画像の通り、バックパネルをプロテクターの背面パネルに収める形だからです。 逆に、胸部プロテクターをジャージのインナーとして着用したい場合はプロテクター背面パネルの上半分を取り外せば可能です。  FOXのプロフレームやラプターLCという胸部プロテクターは完全にジャージの上に 着用するタイプになります。 メリットとしては、ネックブレースの脚をプロテクターで抑える形になるので ストラップの類が不要な点ですね。組み合わせ例2:FOX+LEATT   [card_p : product_id=31300][card_p : product_id=18388][card_p : product_id=24071]これは僕も使用していましたが、中々快適です。 こうした組み合わせはネックブレース対応のモノでないと上手くいきません。 近年はネックブレース対応と表記のあるプロテクターが多くなってきましたが、相性があるので全てOKというわけではありません。 組み合わせの可否はメーカーによって異なるので、事前確認が必要です。組み合わせ例3:ALPINESTARS+ALPINESTARS   アルパインスターズはネックブレース対応の胸部プロテクターを多数ラインナップしていて、 同社のBNS TECH2ネックサポートと同時装着すると、とっても綺麗に収まります。 先ほどのアトラス同士の組み合わせと同様、メーカーを揃えると間違いはないですね。 [card_p : product_id=26359][card_p : product_id=27880] と、言うわけでネックブレースを着用する際には胸部プロテクターとの兼ね合いをしっかり確認してから選びましょう! というお話でした。オフロードバイク用品を買うならダートバイクプラスへ!今回お話させて頂いたネックブレースや胸部プロテクターをはじめ、ダートバイクプラスでは様々なオフロードバイク用品を在庫・販売しております。平日14:00までのご注文で、在庫のある商品は即日発送!ご質問などございましたらお電話ください。専門知識に長けたスタッフがご説明させて頂きます。電話:0561-86-8301

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  • オフロードブーツのサイズ選びのポイント徹底解説

    ブーツのサイズ選びに迷える人類の皆様こんにちは。オフロードブーツ神の寺尾です。今日はブーツの・・・サイズの選び方というテーマでお話します。性能的なお話は別の記事で解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。 ブーツのサイズ選び2022年現在、オフロードブーツに日本製のものは存在しません。故に全てのブーツが輸入製品。つまりは外国人の方の身体・足型を想定した作りになっているということです。日本人の足型と海外の傾向日本人の足型の特徴として、良く上げられるのは以下の3つ。●幅広●甲高(アシックスの調べでは甲低という説も)●偏平足偏平足はドンマイですが、幅広と甲高はざっくり言えば足が大きいという表現になります。ブーツのサイズは(26.5cmなどの数字)踵からつま先までの長さしか表記されていないので、幅の広さや甲の高さに関しては、実際に履いてみないとわからないというのが正直なところ。実店舗でのお買い物と異なり、これはネット通販ではちょっとしたギャンブルになってしまいます。これがブーツのサイズ選びを難しくしているところです。オフロードブーツには、大きく分けてアメリカブランドとヨーロッパブランドの2つのタイプがあります。アメリカブランドはFOXやLEATT。ヨーロッパではアルパインスターズにSIDI、TCX、ガエルネなど。余談ですがイタリアってブーツブランド凄く多いです。国の形からしてブーツですしねこれら2つのタイプはお国が違うので当然足型も異なりますし、そこに日本人の足を入れるとなると、少なからず相性の問題が出てきます。アメリカブランドの傾向としては割と普段履きの靴に近いというところ。すなわち癖はあんまりない方です。完全に肌感覚による統計ですが、長年数多くのお客様を接客してきた肌感なのでそこそこ正確です。当店でご試着頂く際にサイズが普段履きに近い選択になるのはアメリカブランドのブーツ。とは言え、後述しますが厚手のブーツソックスを履くなら1サイズ大きめにするこをオススメています。ヨーロッパブランドの傾向としては幅がやや狭めな印象。こちらも肌感覚ですがサイズを1~2サイズ上げるのも珍しくありません。世代でも違う上記のお話で日本人の足型の傾向を解説しましたが・・・実はこれ、10代~30代の若い方にはしっくりこない面があったります。日本人の平均身長は1980年代の頃から170-171cm程度で推移していますが、股下は実は結構伸びています。つまり、足の長い方が増えてきていると・・・(^_^;)食生活の欧米化などで身体の作りも変わってきているということで、足型も典型的な日本人足型というのが当てはまらなくなってきているのです。事実、若い方ほどヨーロッパブランドのブーツをすんなり履ける方が多く、40代以上の方はサイズを2サイズ程上げて履く方が多い傾向があります。これも肌感ですけどね。日本人は脹脛が太い説は本当か更に、身長・股下の変化による影響は足型だけではありません。脹脛の位置も変わってくるのです。足が短い場合(失礼)、脹脛のピークがブーツの上端に位置するケースが多く、ちょっとストラップがキツいというケースがあります。日本人は脹脛が太いというデータも確かにあるのですが、ストラップがキツいとか締まらないというのはこの脹脛のピーク位置が原因の場合も多くあります。逆に、足が長い場合は脹脛のピークがブーツの外に位置するので、そのような心配はありません。これも若い方には日本人の傾向が当てはまらないという一例です。結局どう選べばいいの?[card_p : product_id=33252]前述の話を踏まえてブーツを選ぶと、FOXやLEATTの場合は比較的日本人との相性は悪くなく、普段履きのスニーカー+0.5cm程度のサイズを選ぶと良いでしょう。40代以上の方には後述のアルパインスターズよりもしっくりくる傾向があると思われます。26.5cmであれば27.0cmを選ぶようなイメージです。0.5cmサイズアップさせる理由は2つあり、●ブーツはそこそこ内装も固いのでクッション性のある厚手の靴下を推奨していること●走行時の浮腫みを想定して余裕を持たせておくためこれらの理由から0.5cm程度サイズを上げておくのがオススメです。また、クッション性・抗菌性に優れた高機能インソールを挿入するお手軽チューンにも最適です。[card_p : product_id=31321][card_p : product_id=25510][card_p : product_id=13472]アルパインスターズのようなヨーロッパブランドの場合は0.5cm-1.0cm程度サイズを上げることを推奨します。また、アルパインスターズのサイズ表記は少し独特で、27.5cmの上は29.0cmとなっていますが27.5cm-28.5cmのスニーカーを履いている方でしたら29.0cmのブーツで大抵はしっくりくるでしょう。サイズ展開もモデルによりますが、24.0cm~31.5cmと非常に幅広く設定されているので、中学生程度のお子さまや女性の方から、大きな足の方までサイズをご用意出来るのも強みです。オフロードブーツ・用品のことならダートバイクプラスにおまかせ下さいそんなわけで、今回はオフロードブーツのサイズ選びについてご説明させて頂きました。中々実際に履いてみないとわからないという点で難しいところですが、 上記のポイントを押さえて選んで頂ければおおよそしっくりくるサイズがお選び頂けるかと思います。ダートバイクプラスオンラインストアでは沢山のオフロードブーツをラインナップ・在庫しております。サイズが合わない場合は交換も承っておりますので、是非ご利用下さいませ。

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  • オフロードバイク スタンドの種類と選び方の極意を解説します

    バイクの持ち上げ方に悩める子羊の皆様こんにちは。 バイクスタンド神の寺尾です。今日はスタンドのお話ですよ。 バイクのメンテナンスに欠かせないスタンドですが、オフロードバイクのスタンドは中々種類が豊富で、 選び方に迷うこともしばしば。 正直言えば用途に合わせて複数所持しておくのが理想なのですが、 いきなり全部揃えましょうというのもハードルが高いので、まずは自分の用途に合ったスタンドを一つ用意すればOKです。 スタンドの種類ボックススタンド(BOXスタンド)コースやレース会場で見かけることの多いスタンド。アルミ製と鉄製がありますが、レース会場ではカッコよくチームのデカールを貼ったスタンドが目立ちますね。使い方はシンプルに持ち上げて載せるだけ!可動部が無いので壊れる心配は皆無。アルミ・鉄・プラスチックと素材は様々ですが、基本的に頑丈です。画像のにように天板に穴の開けられているスタンドはその穴からオイルを排出出来ますし、トレイ付きだとボルトや工具を置くのに便利ですね。素材の違いアルミと鉄の違いはズバリ錆びるか錆びないか、の1点。前述のようにコースに持ち出す機会が多い用途の場合、転がして傷がついたり、洗車で水を浴びたりと錆びる要因が多いのでアルミ製が長く使えるでしょう。逆に、完全に屋内使用なのであれば鉄で十分とも言えます。そこさえ注意すれば半永久的に使えます。メリットとデメリットボックススタンドのメリットは前述の点の他、天板が広いためバイクを安定して保持出来ることです。バイクを全部バラバラにして整備するような場合にはボックススタンドが最適でしょう。逆にデメリットは、バイクを載せるために力が必要なこと。持ち上げて載せる以上、どうしても力が必要になります。軽量なモトクロッサーは良くても、120-130kgを超えるトレールバイクやエンデューロマシンでは苦労するかもしれませんね。また、持ち運びの際には車の積載スペースを圧迫するのも悩むところです。無駄なスペースを省くため、スタンドをひっくり返してブーツホルダーとして積載する方も多いですね。変わり種として、プラスチック製の折り畳み型ボックススタンドというものもあります。折り畳み出来るので省スペース化に便利。トランポに積んで運ぶ際にデッドスペースを作りません。耐荷重も十分で、強度の心配もありません。ただし、プラスチック故に半永久的とまではいかないのが悩みどころ。[card_p : product_id=752][card_p : product_id=14611][card_p : product_id=27833]リフトスタンド足でアームを踏み下ろすことでリフトアップされるギミックを備えたスタンドです。バイクを腕で直接持ち上げるわけではなく、ライダーの体重を利用してリフトアップするため直接的な筋力は必要ありません。大抵の商品は高さ調整が可能なので、車高が高いモトクロッサーからモタードバイクまでほぼ対応可能です。DRCやUNITブランドのスタンドは一部油圧ダンパー付きのスタンドがラインナップされており、バイクを降ろす際に「ガチャン!!」と急激に下がらないので安全な操作が可能です。[card_p : product_id=745][card_p : product_id=31886]メリットとデメリットメリットは気軽にバイクを上げ下げ出来ることですが、デメリットはギミックがあるために、リフトアップした状態が若干不安定なこと。耐荷重は150kg程度までなので、それ以上重いバイクを載せたり、リフトアップした状態で跨らないようにしましょう。オンロードタイプスタンドオンロードバイクで使用されることの多い、スイングアームで保持するタイプのスタンドです。ダウンマフラー仕様車のラリーマシンや、エンジン下に負荷が掛けられないバイクや、重過ぎて持ち上げるのが不可能なビッグオフロード車などで使用します。メリットとデメリットボックススタンドやリフトスタンドと異なり車種を問わず使用可能ではありますが、このスタンドでは前輪を持ち上げることは出来ないので、フロントタイヤの交換には別途スタンドが必要になります。オフロードバイクで使用する機会はあまり無いかと思います。[card_p : product_id=30339]特殊なスタンドステップスタンドUNIT ステップスタンドという製品で、動画のようにエンジン下に設置して踏むことでスタンドが半回転してバイクをリフトアップするというもの。ボックススタンドの様な安定性とリフトスタンドの楽さを合わせ持っているのが特徴。使い方に少しコツが必要ですが、慣れると中々に便利です。[card_p : product_id=15278]ドーリースタンドUNIT ドーリースタンドというキャスター付きボックススタンドです。キャスターによってバイクの向きを自由に移動・回転されられるので整備途中でもガレージの片隅に移動したり、向きを変えたりと自由自在。ただし、キャスター付き故にスタンドの位置がズレやすく、バイクを載せる際にしっかり持ち上げていないと中々スタンドに載せられないのでご注意下さい。[card_p : product_id=24114]まとめ以上、バイクスタンドの種類と選び方のお話でした。オフロードバイク用のスタンドはかなり豊富な種類があるので、自分の使い方や目的にあったものを選ぶことが大切です。例えばモトクロッサーであれば車体が軽量ですし、整備も頻繁に行うのでボックススタンドがオススメ・・・など。 この記事は動画でも解説しておりますので、是非合わせてご覧ください。 載せ方の実演もしております。 オフロード用品買うならダートバイクプラスへ!当店ことダートバイクプラスでは豊富にオフロードバイクスタンドをラインナップ・在庫しております。ほとんどの商品はお昼までのご注文で即日発送しておりますので、是非コチラよりアクセスしてみてくださいね。

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  • 125ccで人気のオフロードバイクとおすすめオフロード用カスタムをご紹介します!

     維持費が安く、気軽に乗れる125ccのオフロードバイク選びに迷える人類の皆様、 125ccオフ車神の寺尾ですこんにちは。 今回は125ccで人気のオフロードバイクとおすすめオフロード用カスタムというテーマでお送りいたします。 125ccで人気なオフロードバイク6選小型限定普通二輪免許でも乗れる125ccバイクは車体が小さかったり、軽量で扱いやすいため、男女問わず人気のバイクです。オフロードバイクであれば山道や悪路にも強く、オフロードライダーの強い味方となってくれるでしょう。燃費が良いところや、自賠責保険などの保険料が安めに設定されているところも125ccバイクの魅力です。今回はそんな125ccのオフロードバイクのおすすめを7台紹介します。定番の人気車種からカスタムできるものまで揃えていますので、きっと自分に合うものを見つけられるでしょう。軽量で運転のし易さが魅力「YAMAHA・XTZ125」XTZ125は国内のヤマハのラインナップには無い、海外仕様を輸入したバイクです。ブラジル仕様のXTZ125Eと、中国で製造されているXTZ125の2種類がありますが、現在日本で流通しているものはもっぱら中国製の仕様です。ブラジル仕様はかつてプレストから販売されていたので、こちらも少数ながら国内で販売されていました。ブラジル仕様と中国仕様はスペックシート上馬力の差がありますが、実際に乗るとそれ程大きな差はありません。速くはないけど普通に乗れるというのがXTZの良いところで、扱いやすくコンパクトな車体と相まって初めてのオフロードバイクにも最適な1台です。タイヤサイズもフルサイズと呼ばれるフロント21インチ・リヤ18インチの組み合わせでタイヤの選択肢も豊富なので、林道ツーリングやオフロードコース走行もガッツリ楽しめますよ。エンジンの始動方式はセルスターター・キックの両方を装備しているのでバッテリーが弱っていても安心。コチラは当店お客様のカスタム例。ヘッドライト・ハンドル・リヤフェンダー周辺がカスタムされています。専用パーツは多くありませんが、汎用パーツでもそこそこカスタム出来るという事例ですね。かつては新車が20万円台で購入出来ましたが、現在は生産が終了してしまったため2021年現在の相場は低走行車で35万円程度と高騰気味。モデルチェンジなどでまた国内に輸入されないかな・・・と思われてくれるバイクです。小柄な車体と空冷エンジンで気軽に楽しめる「カワサキ KLX125」カワサキのKLX125は、ヤマハXTZ125としばしば比較される車種です。しかし、KLX125はXTZ125と比較すると前後のタイヤサイズが少し小さめで、フロント19インチ、リア16インチで足つきの良いサイズ感となっています。このタイヤサイズは85ccクラスのモトクロッサーと同じなので、車格もほぼ同等の大きさ。小柄な女性にも安心の足付きですね。先に紹介したXTZ125と異なり、国内の正規ラインナップとして販売されていた車両かつ、近年まで販売されていたので部品供給の不安はありませんし、社外パーツのラインアップも比較的豊富です。扱いやすいSOHC2バルブのエンジンに、112kgと125ccバイクのなかでも軽量な車体で非常に乗りやすい。恐怖感を感じず気軽に走れるので、フロントアップやアクセルターンなどの小技の練習にも最適でオモチャ感覚で遊べます。こちらもXTZ同様生産終了となっていますが、比較的玉数は豊富です。価格は当時の定価で約35万円でしたが、やはり高騰していて低走行車では45万円を超えるものも。止まらないがパワフルな2サイクルエンジン「カワサキ KDX125SR」前述のKLX125と異なりフルサイズで2サイクルエンジンを積んだKDX125SR。125ではありますが、実質250ccクラスの車格や作りになっており、より本格派のバイクです。シート高は860mmと125ccバイクのなかではやや高めですが、2サイクル故に108kgとKLX125よりもさらに軽いので取り回しは比較的容易。もちろんパワーも22psと同クラス内では抜きんでた数字を誇ります。ネックなのは生産終了から20年以上経過しているため、どのような中古車であっても一定の整備を要する点・そして整備をするにも部品供給が厳しい点と、フロントブレーキがノーマルでは制動力が低いと言う点でしょうか。特にフロントブレーキは1PODキャリパー故に整備してもパッドを変えても止まらないので、他社種のキャリパーを流用するカスタムが流行しました。このカスタムは効果が高いため、中古車によっては既にキャリパーが変更済みのケースも多いです。国産車には無い鋭角なデザインと本格装備の「アプリリア RX125」RX125はイタリア・アプリリアの送る水冷125ccエンジンを積んだフルサイズオフロードバイクです。一見すると125ccとは思えない迫力の車体とイタリア感溢れる独創的なデザイン。ブラックアウトされた極太フレームもイカしています。アルミフレームでは無いので重量面ではネガもありますが、このカッコ良さの前では些細なことです・・・。ハンドルバーは標準で大径タイプを装備していたりと、細部まで本格仕様。現行で販売されている車両で、かつ価格は40万前半とリーズナブルなのもポイントです。専用パーツはほとんど流通していませんが、汎用パーツであるハンドル周りやタイヤの選択肢に困ることはありません。ジワジワと勢力を伸ばしつつある注目のバイクです。小さくても侮るなかれ「ホンダ モンキー125」オフロードバイクなのか??なんとも微妙なところですが、オフロードも走れるバイクには違いありません。ハンドガードにスキッドプレート、ブロックタイヤと必要な装備はアフターパーツで揃います。画像の車両はダートフリークのカスタムコンセプト車両で、特別仕様の塗装を除けば普通に入手可能なパーツを取り付けるだけで同様の仕様が製作可能です。エンジンは小さくてもパワフルで、フラットダート~少々のガレ場であればコンパクトで小回りの利く車体でキビキビとした走りが楽しめます。こちらの動画は基本設計が共通のグロムがIRCタイヤのGP22を装着してオフロード走行をしているデモ映像。プロライダーの走行とは言え、こんなに走れるのかと思わせられますね。モンキーも同じように攻めることが可能です。[card_p : product_id=28744]オフロードでの走破性能を高めたハンターカブ「CT125」2020年に販売されて以来、超が付くほどの人気で品薄状態が続いているホンダのハンターカブことCT125。郊外へのツーリングやアウトドアレジャー、またタウンユースと幅広い使い方が想定されている一方で、オフロードルックでは無い、本物のオフロードでの性能を持っています。メインフレームはC125カブがベースになっているものの、オフロードユースを想定して各部に補強を追加。吸気口はキャリアに接続され、水害の多い国や川渡りでもエンジンに水が入らないよう配慮されています。この吸気口の配置は先代であるCT110譲りですが、普通のバイクではちょっと考えられない作りでこうした点が本物たる所以。オフロードで走らせるとこうなります。速いし・・・飛びます・・・。発売前から話題沸騰のバイクだったため、カスタムパーツも非常に豊富。こちらのCT125はダートフリークのカスタムコンセプト車両。ボディカラーこそ特注のペイントによるものですが、取りつけられているパーツの全てが一般販売されています。釣り竿を挿して運べるロッドホルダーなどの変わり種パーツもラインナップされているのが面白いですね。[card_p : product_id=30784][card_p : product_id=29462][card_p : product_id=30783][card_p : product_id=30779][card_p : product_id=25963][card_p : product_id=30780]125ccオフロードバイクとカスタムでお悩みの方はダートバイクプラスへ!現在、125ccの枠では純粋オフロードバイクのラインナップは非常に限られていますが、CT125ハンターカブの様に様々な遊び方を想定したモデルも含めると結構見つかるのがこのジャンル。全体的に小型・軽量なバイクが多く、気軽に楽しめるのがなんといっても良いところ。是非、カスタムや遊び方のご質問やお悩みは当店ダートバイクプラスまでご用命ください!

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  • オフロードバイクのタイヤ選び!注意点・オススメタイヤについて専門店が徹底解説

    タイヤ選びに迷える人類の皆様、オフロードタイヤ神の寺尾ですこんにちは。今回はオフロードタイヤの選び方を解説させて頂きたいと思います。まずは、タイヤ選びの前に種類を把握しておきましょう。オフロードのタイヤ種類は4つ【モトクロスタイヤ】人工的に造成された、もしくは管理されたモトクロスコース向けの競技用タイヤ【エンデューロタイヤ】自然の地形を活かした特設コース向け・もしくは公道も考慮した競技用タイヤ【トライアルタイヤ】岩や人工的に配置されたヒューム管などを走破するトライアル競技専用タイヤ【トレールタイヤ】オフロード&オンロードの両方のバランスを取った公道走行可能なオールラウンドタイヤこのように、オフロードタイヤはざっくり4種類に分けられます。ここから自分の用途や目的に合わせて選ぶわけですね。でもその前に・・・一つ注意点です。オフロードタイヤは公道使用可能か要確認モトクロスタイヤというのは基本的に公道走行を前提としておらず、競技専用タイヤになっています。同様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤも競技専用のタイヤが多いため、公道で使用するバイクに装着する場合は確認が必要です。中にはIRCのツーリストの様にエンデューロタイヤ・トライアルタイヤであっても公道走行可能なものがあるので、それならば問題ありません。公道走行不可のタイヤはタイヤメーカーのWEBサイトにそのように記載されていますし、現物にも「NOT FOR HIGHWAY SERVICE」または「NOT FOR HIGHWAY USE」とタイヤの側面に書かれているので、それを見て確認することも可能です。オフロードタイヤの寿命は走行距離ではなく摩耗具合次にタイヤ選びで把握しておきたい事柄として、タイヤの寿命があります。タイヤの寿命はもちろん長い方が嬉しいと思いますが、その寿命の判断は通常のオンロードタイヤとは異なります。詳細はコチラの記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。オフロードバイクのタイヤ交換時期の目安から作業工賃まで~専門店の店員が解説~まだまだタイヤ選びで把握すべきことは続きます。次はタイヤサイズの調べ方です。ちょっと難しいですよ~。オフロードバイクのタイヤサイズの調べ方純正のサイズを把握しよう当然ながら、まずは純正のサイズを把握しなければいけません。ネットで検索すればすぐ出てきますし、スイングアームに指定サイズを記載したステッカーが貼り付けされている場合もありますが、わからない場合はパーツリストで調べるのが一番確実です。もしくは、新車であればタイヤの刻印を見れば一目瞭然ですね。ブリヂストンやダンロップのようなタイヤメーカーでは車種から適正サイズを確認出来るようになっています。とても便利に出来ているので是非活用してみて下さい。インチ表示とメトリック表示タイヤのサイズで良くユーザーを悩ませるのがコレで、インチとミリ(メトリック)の表示が混在しているパターン。具体例を挙げると、CRF250Lの前輪タイヤサイズは3.00-21で、3.00というのはインチ表示になります。一方で後輪はと言うと、120/80-18で120というのはミリ表示。(80というのは扁平率80%という意味)・・・ややこしいね!何故このような表記になっているのかはわかりませんが、トレールバイクを中心にインチ表示とメトリック表示が混在している場合がありますので、混乱しないように注意が必要ですね。因みに、前輪に多い3.00-21というサイズは、ミリ換算で76.2mm幅です。つまり、80/100-21のタイヤも履けるということですね。少し乱暴ですが、同じ表記とみなして差し支えありません。そして、後輪に多い4.60-18というサイズは4.60インチをミリ換算すると116.8mm。こちらも120/80-18と同じように扱ってOKということですね。タイヤによっては4.60-18と120/80-18の両方がラインナップされていますが、履き比べてもほぼ違いはわからないレベルだと思います。このように、インチ表示とミリ表示が混在していてややこしいタイヤサイズですが、互換サイズを知っておけばそれほど悩む必要は無いと言えます。タイヤのメーカーや銘柄によっては、ラインナップにミリ表示しか無い場合もありますが、その場合もこの考え方で対応可能です。具体的なタイヤ選びと言うわけで、選ぶサイズが決まったら具体的にタイヤを選んでみましょう。オフロードバイク専門店として当店がオススメするジャンル別オススメタイヤをピックアップしていきます。専門店がおすすめする【モトクロスタイヤ】BRIDGESTONE(ブリヂストン) BATTLECROSS X20[card_p : product_id=15518]ブリヂストンのX20は現在のモトクロスシーンで最も評価の高いタイヤと言ってしまっていいでしょう。他メーカーに比べ若干高い価格帯と、それに見合った若干高い性能を持つ、「大体コレでOK」なタイヤです。X20はメーカーの設定した対応路面はソフトで、砂っぽいコースや水分を含んで緩めのコンディションで最もパフォーマンスを発揮します。・・・が、これがハード路面でもミディアム路面でもシェアが高いのです。これは近年の傾向として、田んぼの様な極端なマディコンディションを除きほとんどの路面をソフト路面用タイヤで対応させる傾向があります。理由としては管理されているコースの場合、晴れであっても散水などで緩くなる場面が多々あることや、レース前に重機で整備してしまえば掘り返されてそれなりにソフト路面になること。タイヤが対応出来る路面のキャパシティ拡大などが挙げられます。上記のことから、モトクロスはもちろんエンデューロでも引き合いの多い傑作タイヤと言えるでしょう。注意点として、競技専用タイヤのため公道走行は出来ませんのでご注意ください。モトクロスタイヤの選び方については以下の動画でも詳しく解説しております。専門店がおすすめする【エンデューロタイヤ】IRC(井上ゴム工業) VE-33S GEKKOTA[card_p : product_id=25965]IRCが贈るエンデューロタイヤのド定番がこちらのVE33S GEKKOTAです。このタイヤは、元々は30年以上前から販売されていたVE33とタイヤがベースになっています。VE33はモトクロスタイヤに比べ柔らかめのコンパウンドと大きめのブロックで、ガレ場のような固い路面から腐葉土のような柔らかい路面までオールラウンドにこなせるタイヤとして人気のタイヤで、それを更に柔らかくアレンジしたのがこのタイヤです。柔らかく・・・と言ってもある程度ハイスピードセクションもこなせるギリギリの剛性を持たせているのでクロスカントリーレースからハードエンデューロまで高い人気とシェアを持っています。一部に特化させず、無難な選択としても間違いの無いタイヤです。こちらも公道走行は不可になっていますのでご注意を。エンデューロタイヤについても動画解説をご用意しておりますので、是非ご覧ください。専門店がおすすめする【トライアルタイヤ】IRC(井上ゴム工業) TR-011 TOURIST[card_p : product_id=6813]正直言ってトライアルタイヤは種類が少なく、かつエンデューロバイクやトレールバイクに対応したものはこのツーリストとSHINKOのSR246くらいしか見当たりません。中でも圧倒的な人気と実績があるのがこちらのツーリスト。(SR246には豊富なサイズが用意されているので、ミニサイズのバイクでは重宝されています。)このタイヤは元々はTY250Zスコティッシュというトライアルトレールバイクの専用タイヤとして用意されたものです。故に公道走行も問題なくこなせます。しかし、20年以上前にバイクは絶版となり、その後細々と販売されていましたが、15年程前からセローやエンデューロマシンでの需要が急増。競技専用のトライアルタイヤに比べ重量のあるバイクに剛性が最適化されているので、競技用のトライアルバイク意外には「これが良い」タイヤと言えます。メーカーもこうした需要はしっかり把握していて、細かな仕様変更を繰り返し今に至ります。路面を掘り返すのではなく掴んでグリップするという性質上、林道を荒らしにくいのも嬉しいところですね。専門店がおすすめする【トレールタイヤ】DUNLOP(ダンロップ)Buroro D605[card_p : product_id=817]ダンロップのトレールタイヤシリーズである「Buroro」の中間に位置するのがこのD605。オフロード寄りのD603・オンロード寄りのD604と合わせて3つのラインナップが用意されており、難しいことを考えずに選べるのがいいですね。中でもD605はTHEスタンダードと言える性能で、多くのトレールバイクの標準タイヤとして採用されてきました。オン/オフのバランスが良いので、林道に行きたいときも高速道路に乗ってツーリングしたいときもあらゆる用途に対応可能です。トレールタイヤに関しては下記の記事と動画でも解説しておりますので参考にしてみて下さい。トレールタイヤの選び方2021 以上、専門店がおすすめする(クドい)オフロードバイクのタイヤ選びでした。今回紹介したタイヤは本当に無難な選択であって、細かなニーズに対しては無数の選択肢があります。お悩みの場合は、是非ダートバイクプラスにお問合せ頂くか、ダートバイクプラス瀬戸店までご来店下さい。オフロードタイヤでお悩みの方はダートバイクプラスへ!

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  • バイクの塗装について~プロに頼む?DIY?~

    こんにちは!オンラインストア担当Sです。最近は90年代モトクロッサーを買ってキレイにするのがマイブームです。このくらいの年代の車両だと、大抵フレームに錆が浮いていたり、長年の使用で塗装が擦れて剥がれていたりします。トレール車だと塗装されたハブやフォークアウターは色がハゲてきたりしますね。メンテナンスでスイングアームやステムを外してグリスアップしたりするなら、もうひと手間加えてエンジンもおろして、フレームを塗ってしまうのが一番きれいになります!そんな時の選択肢の一つに、専門スタッフによる塗装サービス(パウダーコート)があります。プロの塗装「パウダーコート」とは?塗装といえば、スプレーで液体を吹き付けるもの・・・というのがまず頭に浮かぶと思います。当店で施工する「パウダーコート」は、水や有機溶剤を含まない、粉状の塗料を使用します。粉体塗料を帯電させて、塗料を塗装対象に付着させて塗装をします。厚く、比較的柔軟性のある塗膜のパウダーコートは、その特性からオフロードバイクのフレームやリムのような砂利や飛び石を受けるような部分の塗装に最適です。その塗装工程を簡単にご紹介します!塗装工程1・・・現在の塗装を剥がす。塗装をするには、まず現在の塗装をすべて綺麗に剥がす必要があります。取り外したパーツに剥離剤をかけ塗装を剥がしていきます。大物パーツも施工できるよう、当店では大型の桶を用意しその中で塗装剥がしを行っています。溶剤はかなり強力で危険ですので、こぼすわけにはいきません。こんな感じでじわじわと塗装が剥がれてきます。塗装を剥離剤で剥がし終えたあとは中性洗剤で洗浄、その後、水分と油分を飛ばすため、釜で190℃程度で「空焼き」をします。この工程をしっかりとすることで、塗装後のトラブルを未然に防ぎます。塗装工程2・・・塗装前処理サンドブラスト施工サンドブラストを使い、錆の除去、足付け作業をしていきます。その名の通り細かな砂を吹き付けることで、錆を落とし、塗料の密着をよくするための足付けが素早く可能です。バイクのフレームがすっぽりと入る機材を導入。殆どのバイクのフレームが施工可能です。オフロードバイクのフレームはもちろん、Z1のような旧車から、最新のオンロードバイクまで対応可能です。マスキング処理ステムレースの入る部分や、ネジ穴はマスキング。塗装がのらないように全て処理をします。マスキングの丁寧さで仕上がりに差が出ます。部品同士のはめ合い寸法が厳しい所もマスキングし、組立時に問題が出ないように注意を払います。塗装工程3・・・パウダーコーティング専用のエアガンに粉状の塗料を充填し、帯電させた塗料を塗布していきます。塗布といっても液体ではないので、じっさいには「まぶす」「振りかける」ような作業になります。溶剤塗装とは全く違う感覚です。奥まったところにもしっかりと塗料をのせていきます。全体の塗装が終わりました。パウダーコートは液体ではないので垂れません。一度の塗装で厚く塗る事ができ、施工が早く、耐久性のある(厚い)塗装が可能です。この状態では塗装対象に粉がのっているだけで、触ると簡単に塗装がとれてしまいます。塗装に触れないよう慎重に窯に入れ、180℃の温度で焼付します。パウダーコートは、焼き付けをすることで粉状の塗料が液体になり、常温まで冷却されると硬化するのです。完成!焼付の終わったフレームがこちら。新車のようなツヤツヤ・ツルツルのキレイな塗装に生まれ変わりました!常温まで冷却後、マスキングをはがして作業完了です!フレームはもちろん、ヘッドライトガードやスプリング、ホイールも塗装可能です。鉄・アルミ・ステンレス製パーツであれば施工可能で、フレーム・スプリングは特におススメ。こんなふうに綺麗になったら、気分はウキウキですね~~~!長年の雨風でヤレた塗装をリフレッシュ!という需要が多いですが、新車をそのまま「自分色にしたい!」とご依頼頂く事も。いろんなパーツに施工できますので、ぜひ施工例や価格表をご一読下さい!施工例はこちらhttps://dirtbikeplusseto.jp/category/%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9/%e3%83%91%e3%82%a6%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0/価格表はこちらにございます。https://www.dirtbikeplus.jp/user_data/service_powdercoatingスプリングは一本¥5500から、フレームは¥44000からです!ご依頼・ご相談お待ちしております!

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  • 冬のオフロードライドに最適なグローブを検証する

    冬のぼやき冬です・・・寒いです・・・。でも、オフロードで走り出せば暑くなるんです。暑くなるまでは辛いというのがオフロードライダー共通のお悩みだと思います。以前のコラムでハンドルカバーのお話をしましたが、本格的なオフロードライドでは流石にハンドルカバーは厳しいですからね。グローブ単体での対処が必要です。とは言え、一般的な冬用のモコモコしたグローブでは操作性に難があるのでオフロードでは実用的ではありません。動きやすさを極力スポイルせず、それなりの暖かさを持ったグローブが望ましいと言えます。当店で販売しているオフロードに使えそうなグローブを5つ集めて比較してみました。と、言うわけで今回のお題です。各メーカー、各モデルそれぞれに特徴があるので、写真を交えて細かく解説していこうと思います。5つのグローブを暖かさと操作性から比較FOX/ディフェンドプロファイヤー グローブ[card_p : product_id=30140]比較的薄手で、プロテクターを廃したデザインで動きやすさ抜群。手首は長めになっているので、袖口からの風をシャットアウトしてくれます。自転車用シリーズのモデルですが、バイクでも問題なく使用可能です。FOX/リージョン サーモ グローブ[card_p : product_id=29597]基本的な作りがモトクロスグローブと同じで、手の甲側を防寒素材で構成したのがこのグローブ。手のひら側は普通の作りなので、操作における違和感がほぼありません。いつものグローブからスムーズに移行できますし、寒い日ならそのままレースに使用してもOKです。ALPINESTARS/SMX-E グローブ[card_p : product_id=29735]ナックルガード=ゲンコツを装着して、防御力に優れたタイプ。この手のゲンコツグローブはちょっと動きにくいイメージがあるのですが、不思議と違和感なく操作出来るのが好印象。操作性ではFOXに近いレベルでありながら、しっかりガードしてくれるので性能のバランスは一番良いかな、というところ。DFG/ウインターライドグローブ[card_p : product_id=29901][card_p : product_id=29902]ダートフリークブランド=日本のサイズ規格なのでFOXやALPINESTARSに比べ小さめのサイズ感です。こちらもゲンコツ付きですが、ちょっと手を握りこんだ時に突っ張り感があります。暖かさは中々のもので、今回紹介するグローブの中では2番目の性能。また、このモデルのみ、スマホのタッチ操作に対応しています。タッチの感度は十分実用レベルですね。DFG/アイシクルグローブ[card_p : product_id=24158][card_p : product_id=24157]今記事のグローブで最も暖かいのがこのアイシクルグローブ。防水なので、雨の日も雪の日もOKです。防水インナーと中綿の厚みもあるので操作性では他のグローブに譲りますが、ゆるっと林道ツーリング程度ならば苦にならないレベル。手首が長く伸びているので風も入りにくくなっています。どの要素を優先すべきか上記の特徴をチャートにまとめるとこんな感じになります。(画像クリックで拡大)我ながらわかりやすい・・・(^_^)v動きやすさ・暖かさ・プロテクションと、全ての要素が完璧だったら理想なのですが、現実はそうもいかないので、自分の優先すべき要素を決めて選んで頂くのがよいのではないかと思います。オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 冬のライドに必須な手を寒さから手を守る三種の神器

    三種の神器とはこんにちは。ハンドガード神の寺尾です。これを書いているのは11月18日ですが、すっかり寒くなってきましたね。皆さんは防寒対策三種の神器というものをご存じでしょうか。それはハンドガードハンドルカバーグリップヒーターこの3つです。どれか欠けても成立はするのですが、三種の神器と言った方が雰囲気出るので3つセットとして扱います。そしてこの三種の神器を揃えることによって、冬のツーリングや通勤通学はとても快適になるのです・・・順を追って解説しましょう。ハンドガードまずはこれでしょう。オフロードバイク定番の装備ですが、オンロード用も無くは無いので可能な限り付けた方が良いですね。これで風防効果が得られるので秋や春の夜だったらこれだけでもOKでしょう。風を当てないっていうのはとても大切です。おススメなのはクローズドタイプと呼ばれるハンドルをグルっと囲うタイプ。大型のシールドが取付可能なのと、後述しますがハンドルカバーの骨格となるのでカバーの保持力が大幅にアップします。ZETAアーマーハンドガードやアドベンチャーアーマーハンドガードが取付しやすく使い勝手が良いですね。[card_p : product_id=3355][card_p : product_id=27840]ハンドルカバーハンドルカバーと言えばスクーターなどの実用車に着いているイメージがありますが、見た目で侮ってはいけません.防風防寒効果は絶大です。なにせ熱が外へ逃げないので効果がダンチなのです。ただし、ボクシンググローブ型などはスイッチ操作をカバー越しにするものが多く、固定も甘いので操作性がイマイチ。手の出し入れもしにくいのでこの手のタイプはあまりおススメしておりません。おススメなのはこうしたスイッチごと覆ってしまうタイプ。これならスイッチ操作もしやすく、固定もしっかりしていて操作性は悪くありません。ハンドガードとの併用で風圧でカバーが変形することも無くなるので、同時装着が便利ですよ。ZETA CWハンドウォーマーやラフ&ロード HOTハンドウォーマーはオフロードバイクのハンドガードにバッチリ対応しているので相性抜群です。[card_p : product_id=24568][card_p : product_id=25348]グリップヒーター上記二つは寒さを防ぐというものなので、気温や速度によってはどうしても徐々に手が冷たくなっていくものですがグリップヒーターは熱源なのでしっかりと手を温めてくれます。感覚としては缶コーヒーを握っているよう。しかし、この熱源も単体では外気に熱を奪われてしまうので、熱を逃さないためにハンドルカバーとの組み合わせるとベター。構造的にコタツと同じ状態になるので、快適そのものです。顔が寒くても、足が寒くてもお手手だけはコタツの中(天国)です。最近はこのようなスイッチ一体型が普及しており、配線のシンプルさや故障率の低さ、省スペース化に優れているので人気が高い傾向にあります。デイトナのHOT GRIP ヘビーデューティー ビルトイン4Snは配線も簡単で故障率も低く、価格も比較的リーズナブルなので今期大人気のモデルになっています。[card_p : product_id=31776][card_p : product_id=26866][card_p : product_id=14223][card_p : product_id=28733]組み合わせで進化を発揮これら三種の神器を組み合わせることにより、熱源(グリップヒーター)で手を温め、ハンドルカバーで熱を逃さず閉じ込め、更にハンドガードでハンドルカバーを風圧から保護ししっかり固定するという最強の組み合わせが完成します。骨があると超快適前述でお話しましたが、ハンドガードの上からハンドルカバーを重ねるのってとても調子が良いんですよ。高速道路などではハンドルカバーって強い風圧を受けるので、カバーが後方に押されてレバーを圧迫します。流石にブレーキが掛かるほどの力は掛かりませんが、カバーが押し込まれると手元が狭くなって操作の邪魔になってしまうのです。しかし、ハンドガードがあれば風圧に負けず、手元の空間を常に確保してくれるんですね。これがハンドガードを神器の一つとしてカウントしている理由です。結論三種の神器があれば寒さに負けず、グローブも薄手のものでOKなので操作性も良いですし(モコモコのグローブってしんどいでしょ)手の出し入れもしやすいのでストレスフリー。これで冬の対策はバッチリです。暖かくなったらハンドルカバーだけ外せばOK。ハンドガードの取り付けや選び方に関してははコラムの記事と動画を参考にしてみて下さい。コラム記事

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  • 綺麗に仕上げるバイク洗車に必要な道具とやり方を解説!

    「洗車は整備のひとつ!」と言うバイク屋さんもあるほど、洗車は重要です。なぜかというと、「定期的に自分のバイクをくまなく見る事で、異変(故障や破損など)に気付く事が出来る」からです。泥でコーティングされていてはパーツの状態は分かりませんし、目視しないと気付かない故障はたくさんあります。これがマメに洗車する事のメリットです。また、洗車の方法を間違えれば、バイクを壊してしまうこともあります。今回は、洗車に必要な道具と、その方法についてご説明します。必要な道具とは・・・?バイクの洗車の場合、まず泥を落とし(洗車)、そのあとキレイにする(仕上げ)の2つの工程でバイクを綺麗にするのですが、それぞれの工程で必要な道具を紹介します。洗車道具はこれを揃えよう(洗車編)まず洗車道具が無ければはじまりません。水道、洗剤、ブラシ。最低限この3つが必要になります。まず洗剤を用意しましょう・・・マキシマ バイオウォッシュ[card_p : product_id=24964]洗車用洗剤はかなり多くの種類がありますが、とりあえずのおススメがこちら。シール・ゴム類を傷めず、アルミが白くならず、汚れも落ちる。買ってすぐ使える。他にもTK1、ダートスコート、muc-offなどいろいろありますので、自分の好みにあうものを探してみて下さい。原液を薄めて使うタイプのものは、コストパフォーマンスに優れます。泥落としにはコレ・・・モトスペード[card_p : product_id=19060]固まって落としにくい泥を綺麗に落とすには、こういったヘラのついた道具が必要です。オフロードバイク・ツールといえばの「MOTION PRO(モーションプロ)」から、丁度よい商品が出ているので、一つ持っておくと重宝します。しゃもじ等でも代用が可能ですが、スポークの間の狭いところや、フェンダー裏などから泥をかきだしやすいのは「モトスペード」で、さすが専用品だなーと感心します。なんとなくカッコイイのもいい所の一つです。空冷のフィンにちょうどいいモヒカンブラシ[card_p : product_id=30643]ブラシは大・中・小があると使いやすいですが、こちらは(中)です。大きいブラシでは空冷エンジンのフィンを掃除しにくいですが、このブラシは丁度良いサイズ。フィンの間に入りやすく、泥をかき落とせます。洗車のクオリティをあげるならメンテナンスブラシセット[card_p : product_id=30642]大・中・小のうちの(小)サイズのブラシです。このサイズのブラシは細かいところを洗いやすく、ボルト周りを洗うのにおススメです。大雑把に洗ったあと、洗剤をつけてボルトをゴシゴシ・・・目に付くボルトを全て仕上げてみて下さい。かな~り、バイクの印象が変わるはずです。バイクを傷めないためにサイレンサープラグ[card_p : product_id=657]サイレンサーの中に水が入らないようにするためのフタです。養生テープなどでも代用できますが、都度用意するのは面倒だったり、張り付かなかったり、洗車中に剥がれることも。専用品があれば安心です。洗車道具はこれを揃えよう(仕上げ編)仕上げの拭き上げに・・・マイクロファイバークロス[card_p : product_id=29071]バイクを乾かしたあとの仕上げに最適なクロス。仕上げ材(カークリームなど)を使って、外装を荒ぶきをするのにちょうどいいキメの細かさ。ツヤ出しにはこれ・・・マキシマ SC1[card_p : product_id=19316]つやのあるフェンダーを、さらにツヤツヤにしたい・・。そんなときにはSC1。スプレーして吹き上げるだけで、プラスチックパーツのツヤが増します。黒いプラスチックパーツにスプレーすると、一層「黒感」が出、引き締まった外観に。フェンダー裏に塗布すれば泥が付きにくくなる効果も。若干甘い匂いがします。コスパ最強!ユニコン カークリーム[card_p : product_id=131]界面活性剤により汚れを浮かし、車のワックスなどでも使われる天然カルナバロウの効果でほどよいツヤのある美しい仕上がりに。大容量の400mlがお得でおススメです。(車にも使えますので、多くても困らないはず!)使用法ですが、布に適量をつけ、綺麗にしたい所(外装など)に伸ばし、汚れの有る所は軽くこすって汚れを落とし、最後にからぶきする、という流れです。ツヤ出しだけではなく、汚れ取りにも使えるのでかな~~~~り便利です。具体的な洗車と仕上げの方法について道具が揃ったところで、具体的な洗車の方法についての説明に入りたいと思いますが、洗車をする前に、重要な注意事項があります。 バイクには水に弱い箇所があるので洗車時は注意が必要です。バイクは屋外を走るためのものですから、雨の中で走行しても問題無いように作られています。ですが、水が入ると問題のある場所は存在します。養生テープを用意し、洗車前にキーシリンダー、マフラー、エアクリーナーボックスの穴などを塞いでおきましょう。特にレーサーですが、シートのスキマに水が入るとエアクリーナーボックスが水浸しになることも。 マフラーは専用の「サイレンサープラグ」を使うのがツウです!↑サイレンサープラグ。アフターマーケットのサイレンサーや、レーサーのサイレンサーでは中にグラスウールという消音材が入っていますが、水が入ると消音効果が落ちることも。 ↑キーシリンダー。洗剤が入ったり、中がさびたりすると・・・キーの抜き差しが困難になることも。↑ジェネレーターカバーの配線部。車種によってはここから内部に水が浸入し、トラブルになることも。こういった場所には強い水圧で水をかけないのがベターです。家庭での洗車の方法その1・・・水をかけて大まかに汚れを落とす。濡らしたくない場所を塞いだら、バイクに水をかけていきます。 泥がこびりついている所はあるていど水圧を強くして泥を飛ばすと良いですが、その場所が水圧に耐える場所かどうかを気にしながら調整してください。たとえば、スイッチボックス周りやマフラーのジョイント周り。水が入ると問題がある場所は、少し濡らしたあと、ブラシなどで泥を落としましょう。 その2・・・洗剤を使って洗う。水だけですべての汚れが落ちればいいのですが、なかなかそうも行きません。バイクの汚れには「マキシマ バイオウォッシュ」などの洗剤を使用する事が一番です。 洗剤によっても使用方法が異なりますが、マキシマ バイオウォッシュの場合は、車両を濡らしたあと汚れにたいして洗剤を吹き付け、1~3分程度待った後に洗い流してください。(汚れの強さによってはブラシやタオルを使って汚れを落としてください)このとき、洗うのは高い場所にあるパーツから行ってください。低い場所から洗ってしまうと、高い場所を洗った際の泥などがせっかく洗った場所についてしまいます。 一通り洗車が終わったら、必ずウェスなどを使って車両についた水分をとってください。金属表面に水滴があれば、錆の原因になってしまいます。 洗車後の仕上げについて綺麗に洗ったバイクですが、さらに綺麗になると気分がいい!おススメの仕上げ剤は、「マキシマ SC-1」「ユニコン カークリーム」の2つ。フェンダーやサイドパネルなどは、「マキシマ SC-1」がおすすめ。シリコンが含まれるので、ツヤが出るだけでなく泥の付着を防ぐ効果も。※シートやグリップなど、滑ってはいけない場所には使用しないでください。「ユニコン カークリーム」は、安くて大容量がいい所。コストパフォーマンス抜群です。汚れ落としの効果もあるので、そんなに汚れていないバイクであれば、水をかけずにカークリームのみでメンテナンスを終える事も可能です。 SC-1の使い方振る塗って30秒程度放置拭き上げる ユニコン カークリームの使い方振る汚れた場所を適量をつけた布で拭き上げる。綺麗にしたい所に適量をつけて拭き上げる。 これであなたのバイクもピカピカに!今回ご紹介した道具以外にも、便利な商品を多数取り揃えておりますので、「もっときれいにしたい」「もっと楽に洗車したい」そんなときはオンラインストアをのぞいてみて下さい!オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • 【ヨツバモト】電動バイクWOOF(ウーフ)デビュー!どんな商品?どこで遊ぶ?

    開発段階から各地のコースやレースで姿を見せ、発売はまだか、どんなバイクなんだ・・・と話題になっていた、電動バイク「WOOF(ウーフ)」がついに販売開始!電動バイクWOOF(ウーフ)デビュー!どんな商品?どうやって遊ぶ?ヨツバモトってなに?~はじまり~ヨツバモト 「ミャウ」”3歳からのれる電動バイク”として、2018年に「ヨツバモト ミャウ」が発売されました。電動バイクなので、まだ自転車がこげない子供も、エンジンバイクの音が怖い子供も乗れる。他にも、「チェーンやスプロケットが無く、巻き込み時の危険性が低い」「転倒センサーで、転倒時にはモーターが停止」「軽量で怪我をしにくい」「スピードが遅く、安全」など、入門に最適な性能を備えています。日本最大のクロスカントリーレース「JNCC」では、ヨツバモト「ミャウ」の専用クラスが設けられるなど、「電動バイクあそび」は今広がりを見せています。WOOF(ウーフ)の特徴は?ミャウからのステップアップに最適!各部がグレードアップヨツバモト WOOF(ウーフ)は、対象年齢を7歳~(20インチは9歳から~)とし、より本格的なライディングに対応できるようになりました。よりパワフルなモーターを搭載。ミャウの出力250W・最大20km/hに比べ、WOOFは750W・最大40km/hにパワーアップ。パワフルになったことで、モトクロス的なコースでのライディングが楽しめるようになりました。軽量なアルミフレームで、子供にも扱いやすい。7歳の子供とほぼ同じ、車体重量24.5kg。エンジンつきバイクと比べても10kg以上軽量です。転びそうになっても子供の力でなんとかできる事で、遊びたい心の後押しをします。モトクロス←→トライアルポジションに変更可能。チェーンとスプロケットが存在しないことで実現した新機構、「可変ディメンション」。スイングアーム・フットペグの取付位置を変更し、シートを着脱することで、「モトクロスモード」から「トライアルモード」への変更が可能です。コースでの走行にはモトクロスモード。ホイールベースが長く、キャスターが寝たディメンションは、ハイスピードでの走行に適しています。自宅のお庭ではトライアルモード。ホイールベースが短く、キャスターが起きたディメンションは、フロントアップして遊んだり、低速での小回りに適しています。一台でいろんな遊び方が出来て面白いですね。他にも・・・・・ミャウには無かった前後サスペンションで、より「バイク的」な乗り味をゲット。・パワー調整ダイヤルで、初心者にも配慮。・晴れモード・雨モードの2種類のトラクションモードを搭載・専用設計スロットルで、子供の小さな手にフィット。大人も乗れる?今後のオプション開発に期待!開発中の2021年には、開発担当の伊藤氏が、三重県のいなべスポーツランドをライディングするシーンがありました。「大人も乗れるのか?」の声もあってか、今後の大人向けオプションの開発も検討中だとか。プロモーションムービー内でも、FMXライダーのGONTAくんが走行するシーンがありますね。※製品は子供向けとなります。想定範囲外の使用となりますので、製品保証の対象外です。どこで乗れるの?ヨツバモトで走行可能なコースは、2021年11月時点で40か所以上。ヨツバモト オフィシャルサイトにパークリストが掲載されていますので、近くのパークを探してみましょう!https://www.yotsubakids.jp/parklist必要なものは?万が一の怪我をを防ぐために、必ず装備したいのが、ヘルメット・グローブ・プロテクター・ブーツなどの安全装備。また、年齢・体格にあったサイズのものを使用することが、操作のしやすさ=楽しさに直結します。子供の成長にあわせて、ちょうどよいサイズのものを選びましょう。小さいこどもは「ヨツバキッズ」ブランドのものがおススメです。[card_p : product_id=28751][card_p : product_id=20013][card_p : product_id=26598]体の大きな子供や、本格的なアクションをする場合は、モトクロス用のものを選択するのがおススメです。遊びのレベルに応じて、装備はグレードアップしてください。[card_p : product_id=18907][card_p : product_id=22982]イベントに出てみよう!ヨツバモトは、JNCCのヨツバモトクラスでレースがあるほか、各地でイベントが開催中。購入後は、ぜひヨツバモト公式アカウントhttps://twitter.com/yotsubamotoをチェックしてみてください!通信販売はこちら[card_p : product_id=33749]推奨年齢:7歳~[card_p : product_id=33750]推奨年齢:9歳~

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  • オフロードバイクのタイヤ交換時期の目安から作業工賃まで~専門店の店員が解説~

    オフロードバイクのタイヤ交換時期はいつなのかオフロードバイクのタイヤ交換の目安ってわかりにくいというお声をよく耳にします。オンロードタイヤは溝が無くなったらとかスリップサインが出たらという表現を良くされますが、オフロードタイヤに関しては溝がありません・・・では、オフロードタイヤは何をもって交換時期とするのか?そうした疑問にお答えしましょう~タイヤの種類によって交換の時期や目安は違う公道走行を前提とした、トレールバイクのタイヤ=トレールタイヤとサーキット走行を前提としたモトクロッサーやエンデューロマシンの履くモトクロスタイヤやエンデューロタイヤでは交換時期の目安は大きく異なります。トレールタイヤの場合トレールタイヤのブロックは比較的高さが低めなので、ブロックが摩耗によって低くなり、ベースのタイヤが接地してしまう一歩前、が一つの目安です。具体例を挙げるとこんな感じです↓中心部のブロックがほぼなくなり、ベースのタイヤと一体化してしまうギリギリの状態。ここまで減ってきたら交換しましょう。こちらは交換時期を少し超えてしまった状態。これ以上走行するのは危険なので、早急な交換が必要です。モトクロスタイヤ/エンデューロタイヤの場合モトクロスタイヤやエンデューロタイヤの場合、ブロック高が高いためベースのタイヤと一体化するまで使用することはまずありません。また、競技用タイヤという特性上、角が丸くなっただけで交換とする方からブロック高が半分以下になるまで使用する方までさまざまです。ただ、基本的に角の鋭さやブロックの高さは路面を捉える(掘る力)に直結するため、性能を高くキープしたいなら早め早めの交換が望ましいでしょう。バイクのタイヤの寿命は3~5年タイヤの交換時期を判断する指標は摩耗度合いのほかに、使用してからの年数があります。一般的に、各メーカーや販売店で冷暗所で保管されているタイヤは製造後、3年程度は品質上の問題はないとされていますが、既に装着しているタイヤの場合はどうでしょうか。保管状況は家庭事情や使用頻度で大きく異なると思われますが、長く見ても3~5年程度が限度です。タイヤはゴム製品故に紫外線を受けることで劣化しますしあまり乗らない車両の場合、空気圧が低下した状態で放置されていると接地面に合わせてタイヤが変形してしまうことも。そして、5年以上も経過すると、ほとんどのタイヤでひび割れが発生します。ひび割れたタイヤは硬化して柔軟性を失っており、本来の性能は発揮できないばかりかブロックの破断やスリップにより事故の原因となることも。と言うわけで、販売店でタイヤを購入する際に製造日を細かく気にする必要はありませんが装着後3年以上経過しているような場合は、摩耗が少なくても交換してしまった方が安心です。走行距離はタイヤ交換の目安になる?なりません。排気量の差や走り方、で同じ走行距離でもタイヤの寿命は大きく変わるからです。目視でブロックの摩耗具合を判断するのが一番ですね。強いて言うならば、トレールタイヤの場合純正装着パターンのようなタイヤは、3000~5000km程度で限界を迎えます。オンロード寄りのパターンを持ったタイヤで10,000km前後は持つ傾向にあります。尖ったブロックパターンのタイヤはどうしても接地面が少なく、ブロック一つ辺りの負荷が大きいため減りは早い傾向にあります。逆に、オンロード寄りのパターンのタイヤは広い面で接地するため、長寿命となります専門店でのバイクのタイヤ交換の値段と所要時間オートバイ用品店の場合、オフロードバイクのタイヤ交換工賃の相場は平均5,000円ほど。ビードストッパーなどのオプションが絡む場合は若干追加費用が掛かることが多いようです。作業時間はバイクによって変動するものの、60分~100分程度でしょうか。注意点として、ビードストッパーやチューブリスが装着されていると、専門店以外では作業を断られる場合もありますので、事前の確認をオススメします。習得すれば工賃不要!自分でタイヤ交換するなら必要な工具タイヤレバー(3本あると便利)エアバルブコアドライバー(虫回し)12~14mmのメガネレンチorコンビネーションレンチ(ビードストッパー・バルブナット用)ビードホルダー※ホイールの着脱に必要な工具は車種により異なるので省略しています。タイヤレバーはタイヤをめくる道具として定番・かつ必須ですね。1本でも2本でも作業は可能ですが、3本あると効率が良いです。虫回しとも呼ばれるエアバルブコアドライバーも必要です。チューブ内の空気を抜く際に使用します。メガネレンチorコンビネーションレンチも大切です。バルブを固定しているナットは12mmが基本ですが、ビードストッパーのナットは13mmや14mmのパターンもあるので要確認ですね。なくても作業は出来るけど、あったらいいなと言うのがビードホルダー。タイヤをめくった箇所を名前の通りホールドしてくれるので、作業効率がとても良くなります。道具を揃えたら実際にやってみよう実際の作業工程はこちらの動画で解説しておりますので、是非参考にしてみて下さい。古タイヤを外す編と新しいタイヤの装着編の2本立てとなっております。結論とまとめオフロードバイクのタイヤ交換は慣れてしまえば簡単で、一度習得してしまえば以後の工賃の節約になりますし、林道でパンクした際の対処もしやすくなります。もちろん、自分でやるのはちょっと・・・という場合は当店にお任せ下さい。オフロードバイクのタイヤ交換工賃は前後交換で5,000円(税込み)となっております。自分でやってみたいけど細かいテクニックが知りたいなぁという場合も是非ダートバイクプラスまでご相談ください。タイヤ選びから作業のコツまでサポートさせて頂きます。

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  • ZETAハンドガードの種類と選び方 クローズドタイプ編

    ZETAのハンドガードと言えば、国内シェアNo.1で取り付け事例もとても多いのですが、 はてさて自分のバイクにはどれが付くんだい?とお困りのお声も沢山あると伺っております。  そんなお声にお応えして、今回はZETAハンドガードの選び方と特徴の解説を致しましょう~。 多分アクセス数の伸びる記事だと思います。(邪心) まず、オフロードバイクのハンドガードには大きく二つの種類があります。   オープンタイプ  一つはオープンタイプと呼ばれる、主に純正ハンドガードとして採用されていたり、 モトクロスで使用されるタイプ。 その名前の通り、グリップ周りが解放されているからオープンタイプってこと。  特徴と言えば装着が簡単であることと、 ほとんどのパーツがプラスチック製なので軽量であることですね。 一方で、レバーを破損から守ったりするような強度は持っていないので注意が必要です。[card_p : product_id=24993]クローズドタイプ 次に、今回取り上げるクローズドタイプのハンドガードがこちら。 名前の通りグリップ周りを囲う形になっているので、クローズドタイプと呼ばれます。 素材はアルミ製からプラスチック製までさまざまですが、 その構造上オープンタイプよりは重くなってしまいます。 その分強度があるので、転倒したり、激しく木にぶつかったりしても手やレバーをしっかりと守ってくれます。  そして、このクローズドタイプのハンドガードは種類が多く、 オプションパーツとの組みわせによって使い方や取り付け条件もさまざま。 故に非常に奥深く、選び方が難しくなってしまいがち・・・ そんなわけで、こうした疑問やお悩みをここからの本題で解決します! [card_p : product_id=3355]  ZETA クローズドタイプハンドガードの種類ZETAのクローズドタイプハンドガードには大きく3つのラインナップがあります。アーマーハンドガードシリーズ     1:アーマーハンドガードべンド  ZETAハンドガードシリーズの始祖となる商品がこちら。 一番基本的なモデルになっています。  対象車種は125~450ccクラスのフルサイズオフロードバイク全般。 強固なアルミのガード本体と、3つのパーツで構成される3ピースクランプのセットです。  汎用性が高く、比較的取り付けが簡単ということもあって爆発的にヒットした商品です。  一番普通のハンドガードがこれ、という認識でOKです。 特殊な取り付け条件の無いオフロードバイクならこれを選べば間違いありません。 名前のベンドと言うのは曲がっているという意味で、 手元のガードを下方に曲げることでアクセル操作の邪魔にならないように・ そして転倒時に手首がハンドガードに巻き込まれたりせず抜けやすいようにという配慮です。  3ピースクランプにはノーマル径のハンドルに対応する22.2mm仕様と 大径ハンドルに対応する28.6mm仕様の2つがラインナップされています。 [card_p : product_id=3355]   2:アーマーハンドガードストレート  上記のベンドと異なり、手元まで真っすぐな形状になっているのがこちら。 ストレートであるメリットは、側方部からの衝撃に強いということ。 木と木の間をぬって走る=ウッズセクションを走るような状況や、ライバルとの接触時にも 手の真横までガードしているのでお手手を負傷しにくくなっています。 その他の使用はベンドと同様ですね。 [card_p : product_id=3354]   3:アーマーハンドガードU-クランプ  通常のアーマーハンドガードの3ピースクランプを強度で勝るU-クランプ(28.6mm)に変更したタイプ。U-クランプは取り付けの自由度では3ピースクランプに劣りますが、 固定強度は圧倒的にこちらが上。  U-クランプは主にKTMやハスクバーナに相性が良いので 販売もKTM・ハスクバーナオーナーの方に多くご購入頂いている傾向です。 [card_p : product_id=19356]   プロ アーマーハンドガード  プロということで、サイド部にプラスチックバンパーを装着してバーエンドアンカーの固定強度を向上させたのがこちら。 クランプパーツは入っておらず、別途用意する必要があります。 つまり、これ単体の商品ではハンドガードとして成立しないのでご注意下さい。  バーエンドアダプターは凸と凹を嵌め合う形で固定しているため、通常のタイプよりもズレに強い構造になっています。 ただし、このバーエンドアダプターはアルミハンドル専用になっているため、アルミに比べ内径が広い鉄ハンドルにはスカスカで取り付け出来ません。  このハンドガードは後述するサイドマウントやU-クランプとの組みわせで進化を発揮します。 [card_p : product_id=15528] アーマーハンドガードオプションパーツ ここからはアーマーハンドガードの取り付け自由度を上げたり、固定強度をアップさせるオプションパーツの紹介です。 特に前述の通り、プロアーマーハンドガードにはクランプパーツが付属していないため、オプションパーツの中から対応するものを選びましょう。  ハンドガードマウント サイドタイプ/フロントタイプ  ハンドガードの固定強度を大幅アップさせるパーツとして、大人気製品がこのサイドマウントとフロントマウントです。  このパーツは、トップブリッジのフォークを締め付けるボルト=フォークピンチボルトの部分に割り込むように取り付ける形で、トップブリッジとハンドガードを直接連結するというもの。  通常の3ピースクランプやU-クランプは、ハンドルという丸いものを掴んでいるだけなので、どうしても回転方向の衝撃に耐えきれない場面があります。 しかし、この構造ならばフォークピンチボルトが破断したり、 サイド/フロントマウントが砕けない限りはハンドガードがズレることがありません。  強度面では最強クラスに位置します。 しかしながら、ハンドル自体を間接的にガッチリ固定する構造故に ハンドルのしなりというのは完全に失われます。ハード路面で攻めるような場面では手に伝わる振動が辛い場面もあるでしょう。 [card_p : product_id=3368][card_p : product_id=28527]ハンドガードマウント バークランプタイプ 前述のサイド/フロントマウントはハンドガードの固定強度アップに非常に有効ですが、 KTM/ハスクバーナ/GASGASにはフォークピンチボルトの位置が異なるため使用できません。 そこで、別の固定方法として用意されているのがバークランプタイプのハンドガードマウントです。  ハンドルクランプをこの触覚付きクランプに交換することで ハンドガードとの連結を可能にしています。 固定強度の面ではサイド/フロントマウントと遜色ありません。   また、こちらのタイプだとハンドルクランプの位置が バーライズキットなどで上下しても影響を受けないというメリットがあります。 サイド/フロントマウントの場合、ハンドル位置が高いとハンドガードが届かなくなっちゃいますからね。 [card_p : product_id=29065]   ハンドガードマウント U-クランプタイプ  ハンドガード本体の解説でも登場したUクランプです。 ハンドガードとセット販売されているのは28.6mm仕様のみですが、 別売オプションとしては22.2mm仕様も用意されています。 4本のボルトでハンドルをしっかり締め付けてくれるので、 3ピースマウントよりも固定強度に優れます。 また、名前の由来であるU型の形状は配線やワイヤーをかわす形状になっています。  固定強度ではサイド/フロントマウントに一歩譲りますが、 ハンドルバーの上で全てが完結するため、 激しいクラッシュでトップブリッジ側にダメージを与えないと言う点は着目すべきポイントですね。 また、U-クランプにはロングタイプもラインナップされています。(28.6mmのみ) ロングタイプが用意されている理由として、ヤマハのYZシリーズを中心に マスターシリンダーのバンジョーボルトがハンドガードと干渉しやすいという問題があったため。 このロングタイプなら、干渉の問題もクリアになります。  以上がアーマーハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 それぞれのパーツに取り付け条件やメリット・デメリットがあるので、 ご自身のバイクと照らし合わせて最適の組みわせを見つけてください。 [card_p : product_id=17853][card_p : product_id=31304]   アドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ   アドベンチャーアーマーハンドガード  近年盛り上がりを見せるアドベンチャーバイク(以下ADVバイクに)対応するクローズドタイプのハンドガードとして ラインナップされているのがアドベンチャーアーマーハンドガードシリーズ(以下ADVハンドガード)です。 ADVバイクは一般的なオフロードバイクと基本設計やディメンションが異なるため、 ハンドルの角度や長さも大きく違います。 故に、通常のアーマーハンドガードでは対応出来ないケースが多くありました。  そこで、ADVバイクにも対応する短めのガード本体と、ロングタイプのクランプ。 そしてスペーサーの組みわせで高い汎用性を持つ バーエンドアダプターをセットにしたのがADVハンドガードです。  ハンドガード本体がハンドルのストレート部の長さとほぼ同じです。 このことから全長が通常のアーマーハンドガードより ADVハンドガードの方が全長短めなことがわかりますね。 これは、ハンドルの曲げ角が急なADVバイクやカブのようなバイクにも対応出来るようにするため。  更に、クランプとの連結穴も2ヶ所用意されています。 こういう点で汎用性が非常に高いのが特徴ですね。 ADVバイク用とは言うものの、通常のトレールバイクにも対応可能です。 [card_p : product_id=27840]   アドベンチャーアーマーハンドガード・車種専用モデル  高い汎用性を持つADVハンドガードですが、 それでも取り付けが難しい車種に関しては専用設計されたものがラインナップされています。 2021年10月現在のラインナップとしては、以下のものが用意されています。[card_p : product_id=29126][card_p : product_id=30001][card_p : product_id=29350][card_p : product_id=30779][card_p : product_id=31303] 上記の車種はいずれも車種専用に設計されているため、ほぼボルトオンで簡単取り付けが可能です。 加工が必要なのはグリップの貫通加工程度ですね。 アドベンチャーアーマーハンドガードオプションパーツ ADVハンドガードのオプションも2種類ラインナップされています。無くてもハンドガードとしては正立しますが、傷防止に是非オススメしたいアイテムです。オプションバンパー 転倒時に本体が削れたり、傷ついてしまわないように装着する シリコンゴム製のバンパーです。 このバンパーが傷ついてしまっても、低コストで交換が出来るので非常に便利。 [card_p : product_id=29983]   オプションスライダー このスライダーはADVハンドガードのバーエンド部を保護するためのもの。 POM製で軽いのに結構丈夫、というスライダーとして理想的な性質を持っています。 以上がADVハンドガードシリーズのオプションパーツとなります。 種類は2種と少なく、取り付けるだけでハンドガード本体の破損が軽減されるので、軽量化に拘らなければ取り付けしておいた方がハンドガードを綺麗に保てますね。 [card_p : product_id=29976]     アントラーハンドガード これまでご紹介していたのは全てアルミ製のハンドガードでしたが、 こちらは柔軟なプラスチック製となっています。  見よ、この驚きの柔軟性を! プラスチック製故に軽量、かつハンドルの補強効果が少ないのでハンドルのしなりを活かしたままハンドガードを装着できます。アルミ製ガードがその強さで衝撃をはね返すという発想で出来ているのに対し、このプラスチック製ガードは衝撃を吸収・いなすという発想で出来ています。もちろん激しい衝撃は受け止めきれない場合もありますし、 厳冬期などは素材の柔軟性が失われて破損率が上がるというデメリットもありますが、使いどころを間違わなければ、全てのハンドガードの良いとこ取りの選択になるでしょう。[card_p : product_id=26822]   ZETA ハンドガード用プロテクター各種  以上、大きく3つの種類があるZETAのハンドガードの解説でした。そしてこれらのハンドガードには様々な種類のプロテクターが装着可能になっています。  プロテクターの役目は泥除け・草木を掻き分けて走る際に手を傷つけないように・風防としてなど色々。 大きさによってその効果も変わりますので、デザインの好みと用途に合わせて選びましょう。XCプロテクター 永遠の一番人気がこちらです。 シュッとしたシャープなデザインでカッコ良いですよね。大きさは中間的なところで無難な選択と言えるでしょう。 また、LEDウインカーを別途装着することも可能。 一部のカラーでは最初からセットされた仕様も用意されています。[card_p : product_id=3359][card_p : product_id=3358]   X2プロテクター  小振りなので空気抵抗が少なく、スッキリとした見た目で モタードライダーから人気を得ているのがこちら。泥除けや風防としての効果はやや弱いですが、モタードなら問題ありませんね。[card_p : product_id=6019] X3プロテクター  表面積はXCプロテクターと同程度ですが、こちらはマスターシリンダー部分のガードが大型で、かつ取り外し可能になっているのが特徴。飛び石が多い状況でハンドガードをしっかり守りたい場合はこのプロテクターがオススメです。[card_p : product_id=24992]   XC-PROプロテクター  XCプロテクターを大型化したアレンジ仕様。 泥除け効果と風防効果を強化したタイプで、マディコンディションや冬期の使用に向いていると言えます。こちらもオプションでLEDウインカーの後付けが可能です。[card_p : product_id=3357][card_p : product_id=3360]   スクードプロテクター  超大型のツーリング向けプロテクターがこちら。大きすぎて流石にレースには向きませんが、風防としての効果は最強です。  このプロテクターは上下を反転させて取り付けることが可能で、スタンディング(立ち乗り)しやすい取り付けと 風防効果を重視した取り付けを選択して使用します。  [card_p : product_id=28526] まとめ以上、ZETAのクローズドタイプハンドガードの種類と機能の解説でした。こうして全部取り上げると、実に沢山の種類があることがわかりますね。それ故に選び方で迷ってしまわれることもあるかと思いますが、そんなときはこの記事を見返して頂ければと思います。   動画でも解説しておりますので、よろしければご覧ください。それでもわからないけどがありましたら・・・お電話下さい! 丁寧にご説明させて頂きます。→0561-86-8295  ZETA ハンドガードの通販はコチラオフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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  • オフロードバイクのオイル交換はとっても重要!交換頻度・費用・作業手順を紹介します

    バイクのオイル交換が必須な理由とオイルの種類についてなぜエンジンオイルが必要なのか?役割とは?エンジンオイルは定期的に交換しないといけない!交換しないと壊れてしまう!…という事は、バイク乗りであれば漠然と理解されていると思います。オイルには大まかに6つの役割があり、その必要に迫られてオイルを使用しています。・潤滑エンジン内部のパーツどうしが触れ合う部分にオイルがある事で、摩擦力を低減しています。摩擦が多いと、部品が焼き付いたりする原因になります。・密封エンジン内部の部品のどうしのスキマを密封し、爆発の力が逃げないようにします。・冷却エンジン内部で発生する熱を吸収し、冷却します。・防錆錆を防止します。・清浄エンジン内部で発生する汚れを取り込んで、オイル交換の際に一緒に排出される事で清浄さを保ちます。オイル交換を怠ると、バイクの故障に繋がります。バイクのユーザーマニュアルを見ると、3000キロに一回や半年に一回など、オイル交換の指定があります。また、レーサーの場合は「x時間ごとに交換」など、時間ごとに交換指定がされていますね。定期的に交換する事には下記のような理由があります。・清浄する過程でオイルが汚れてしまう・ギアなどを潤滑する際の剪断(せんだん)による劣化・熱の影響による劣化・ブローバイガスの混入による劣化・酸化による劣化劣化した状態では潤滑などに必要な性能が維持できず、また、エンジン内に汚れが溜まってしまうと、オイルラインに汚れがつまり、必要な場所にオイルが行き届かない場合も・・・。こうなると、ピストンやコンロッドの焼き付き、カムシャフトのカジリなど、高額パーツの交換につながる重大な故障が発生してしまいます。これらの場合、いわゆる「腰上」「腰下」のオーバーホールと呼ばれる作業が必要になり、工賃だけでも数万円かかる事も。オイル交換は、転ばぬ先の杖・・・ちゃんとやっておくことが大切です。オイルの種類とは?ベースオイルって?粘度とは?各社のカタログを見比べると、オイルには「化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」の3種類がある事がわかります。これら3種類のオイルをベースに、残りに添加剤を配合して最終的な商品を作っています。ベースオイルの違いとは?全て石油を精製する際に作られるものですが、その中でも「化学合成油」は科学的に精製・反応処理されたもの、「部分合成油」は化学合成油と後述する鉱物油をまぜたもの、「鉱物油」は科学的な精製・反応処理をされていないものを指します。化学合成油は(高価なだけあって)過酷な状況でも潤滑性能を失いません。鉱物油は化学合成という工程を経ない分、価格が安めになります。オイルメーカーは、細かく性質の異なる複数のオイルや添加剤を調合し、市場に必要とされる製品を作り上げています。オイルの粘度とは?エンジンオイルには、「粘度」と呼ばれる規格があり、低温時及び高温時のオイルの硬さを示しています。例えば、「5W30」の場合は、「5W」が低温時の硬さを、「30」が高温時の硬さを示しています。低温時の硬さは、数字が小さいほど寒さに強く、抵抗が少ない事を示します。高温時の硬さは、数字が大きいほど熱に強い事を示しています。低温時に抵抗がある(硬すぎる)と、オイルポンプがオイルを吸い上げる事が出来ず、必要な場所にオイルを届ける事が出来ないために、エンジンにダメージを与えてしまいます。高温に弱いと、オイルの油膜が維持できず、パーツ同士の接触がおこり、焼き付きをおこします。外気温や使用環境とマッチしたオイルを選択しなければ、低温時または高温時にエンジンにダメージを与える事になってしまいます。冬場は10W-30(低温につよいもの)、夏場は20W-40を使う・・・など、適切な選択を心がけましょう。おススメの「化学合成油」高性能なオイルオンラインストアスタッフS愛用。ツーリングバイクからモトクロスまで、この1本で済ませています。お得で使いやすい3.784Lサイズのラインナップがあるのもポイント。[card_p : product_id=1916]おススメの「部分合成油」性能と安さをバランスよく。化学合成油と鉱物油を50:50でブレンドした、「SYN BREND」一般的な部分合成油と比べても化学合成油の割合が高く、バランスのよい性能を発揮。ツーリング・ユースにおススメです。[card_p : product_id=1912]おススメの「鉱物油」安さがメリット!MAXIMAの中でも最も安いのが鉱物油の「PREMIUM」です。緩やかに性能が低下していくため、普段使いのバイクで、交換目安の距離に達したら交換・・・というような使い方がおススメです。[card_p : product_id=22580]バイクのオイル交換品度の目安はどのくらい?交換品度はバイク・乗り方によって大幅に異なります!トレールバイクは3000キロくらいが推奨です。WR250R、KLX250では、メーカーの推奨交換頻度は1年または6000キロです。空冷のバイクであれば、3000キロ程度がメーカー推奨頻度です。※空冷は冷却条件が水冷よりも厳しいためです。一度の走行距離が程よく長い、週末ツーリングライダー・・・のような使い方であれば、ほぼこの交換頻度で問題無いと思います。ただ、「スポーツ走行をする」「短距離の通勤でも使う」という場合は、オイルの劣化が進みやすいため、早めの交換が必要です。劣化したオイルで走行する事=エンジンにダメージが蓄積する事ですので、バイクの寿命を延ばすためには、「少し早かったかな?」くらいの頻度での交換をおすすめします。モトクロスバイクの交換頻度は・・・例えば、YZ250F(~13)では5回走行に1回が目安としてマニュアルに記載されています。基本的にはこの頻度を守って交換すればよいと考えらればよいのですが、大切なのは「オイルが必要な性能を保っているか?」という点です。10回走行してもオイルに劣化が無ければ問題ありませんし、1回の走行でダメになれば、すぐに交換すべきです。使用するオイル・使用方法(走り方)などによって、オイルの劣化速度は大きく異なります。ギアの入りの悪さや、クラッチフィーリングの悪化を感じたら、走行回数に関係なく交換しましょう。※特にマディのレースでは、クラッチを酷使したり、ラジエターが土で塞がれ、スピードも出ないので走行風もあたらず・・・オイルにとってかなり厳しい状況になります。※最もよいのは、「オイルが劣化する前に交換すること」です。エンジンにダメージを与えない事が、不具合を減らす事に繋がります。メーカーが発表しているオイル交換の目安はこちらホンダ バイクの点検整備についてオフロードバイクに多い空冷車については3000キロごとの交換を、水冷車については6000キロ毎の交換を目安としています。https://www.honda.co.jp/maintenance-motor/exchange/exchange.htmlヤマハ 定期メンテナンスについて一般的なオイル交換頻度は、走行距離7000/13000/19000キロ・・・と、6000キロ毎の交換を目安としています。https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/genuine/oil/0007/スズキ 定期交換部品についてオフロードバイクに多い空冷車については3000キロごとの交換を、水冷車については6000キロ毎の交換を目安としています。https://www1.suzuki.co.jp/motor/support/inspect/parts/オイル交換を自分でやってみたい方はこちらをどうぞ恐らくこちらの記事を見ている方は、オイル交換を自分でやってみたい!という方だと思います。必要なものは下記の道具とサービスマニュアル。特に!初心者の方は、サービスマニュアルの規定トルクや、作業手順を守る事が肝心ですよ~~。必要なものは最低でも5つオイル車両の推奨番手や、使い方にあったものを選んでください。オイルジョッキオイルの計量に。オフロードバイクだと、2L程度計れれば十分です。[card_p : product_id=24960]レンチドレンボルトを緩めるために使用します。ボルトの頭をなめないために、スパナではなくレンチの使用をおすすめします。[card_p : product_id=1852]また、規定トルクでボルトを締める必要があるので、初心者ほどトルクレンチの使用をオススメします。(バイクのエンジンはアルミ、ドレンボルトは鉄ですので、オーバートルクで締め付けをするとエンジン側のネジが崩壊します。)まずは5~40N/mのものを購入し、整備したい幅が広がってきたら、20-140を購入する・・・という流れがおススメです。[card_p : product_id=15161]ドレンガスケットガスケットは再使用厳禁!純正と同じサイズのものを選んでください。[card_p : product_id=10847]オイル受け車体の下で、排出されたオイルを受けるためのもの。廃油は廃油処理パックなどを使用して処理をするか、ガソリンスタンドなど廃油処理を受け入れしている施設に処理を依頼する必要があります。[card_p : product_id=30610][card_p : product_id=31923]サービスマニュアル初心者の方ほど持っておきたいサービスマニュアル。どれくらいのトルクで締めたらいいのか?作業手順は?休憩時間の読み物としても楽しめますので、一冊あると楽しめますよ!(オンラインストアでも販売しています)作業手順車両によって異なりますが、おおよその作業手順は以下の通りです。一部の車両では、特殊な工程を踏む必要がある場合があります。下記の手順は参考程度に考えて下さい。まずは数分間暖機をする。冷間ではエンジンオイルが抜けきらないためです。オイル受けをおき、オイルを抜く。車両の下にオイル受けをおき、オイルフィラーキャップを外し、オイルドレンボルトを外します。この時に、必ずドレンガスケットも一緒に外した事を確認して下さい。ドレンボルトをしめる。新品のドレンガスケットを準備し、指定のトルクで締め付けを行ってください。エンジンオイルを入れる。エンジンオイルを規定量注入し、オイルフィラーキャップをしめて下さい。暖機後、エンジンオイル量を点検する。オイルレベルゲージを確認し、規定量に過不足が無いかを確認します。この時に、ドレンガスケットやフィラーキャップ付近からの漏れが無いかもチェックして下さい。以上、オイル交換についてのお話でした! オフロードバイク用品買うなら!ダートバイクプラスを是非どうぞ!

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