• 5000円以上のご購入で送料無料

オフロードバイクに適した胸部プロテクターとは

  • オフロードでは防御力=正義では無い
  • オフロードライディングは超ハードスポーツ
  • 体力を奪わず、防御力を失わずという矛盾
  • FOXプロテクターで比較してみよう
  • FOX R3ルーストデフレクター
  • FOX レースフレームルースト
  • FOX ラプターベストCE
  • 3タイプのプロテクターを比較してのまとめ
  • 最近の傾向
  • 林道とコースでは考え方が異なる
  • 結局のところ答えは人それぞれ
  • オフロード用プロテクターのことならダートバイクプラスへ!


胸部プロテクター選びでお悩みの聖闘士の皆様こんにちは。プロテクター神の寺尾です。

オンロードではヘルメットに次いで重要視されているのが胸部プロテクター。

ブレストガードとも言いますが、ここでは胸部プロテクターと呼びます。


オフロードにおいても大切な胸部のプロテクターですが、実は必須というわけではありません。

あった方が良いな、もしくは薄手のものでもOK、という少し特殊なジャンルと言えます。

この記事ではオフロード用胸部プロテクターの基本的な考え方と、FOXの製品を例にして選び方の解説をさせて頂きます。



オフロードでは防御力=正義では無い

オフロードライディングは超ハードスポーツ

オフロードライディングというのは、モトクロスにしろエンデューロにしろ結構なハードスポーツで、

初めてモトクロスに挑戦した方は、一見ゆっくり走っていたつもりでも、翌日には強烈な筋肉痛に苛まれることになります。

そう、ハードなんですよ。

心拍数は強烈に上昇しますし、筋力も持久力も使います。


体力を奪わず、防御力を失わずという矛盾

故に、体力を奪いかねない過剰なプロテクターは時にデメリットになりえると言うことです。

ゴツ過ぎるために、暑くて熱中症になりそうなものでは困りますよね。

一方で、激しいクラッシュや前走車が飛ばす飛び石に対し無防備というわけにもいかない・・・矛盾が生じています。


オフロード用の胸部プロテクターはこの矛盾の中で、良い着地点を見つけるというのが永遠のテーマなのです。




FOXプロテクターで比較してみよう

と、言うわけでいくつかFOX製品で例をあげてみましょう。


FOX R3ルーストデフレクター



R3ルーストデフレクター

R3ルーストデフレクター

R3 ルーストデフレクター ブラック(2020)

販売価格(税込)¥17,243 5%OFF

デザインを一新したニューR3ルーストデフレクター。プロテクション能力はそのままに、様々な新機能を追加。・メインボディーに施されたパンチング加工によって、ルーストから守りながら優れたベンチレーション効果を発揮。・調節可能なショルダー、ウエストストラップ。・ウエストはスライド式のバックルによって体をがっ

これぞ王道、モトクロス用プロテクターの基本形がこのタイプです。

一昔前は透明のポリカーボネート製のものが主流でしたが、

今はこのように不透明でメッシュ加工された仕様になっています。

前後に硬質のパネルを配置して、肩もしっかりガード。

本当に過不足無い感じがこのプロテクターの長所と言えます。


肩パッドを外しても使用出来るように

肩ベルトが付属されるように。これにより、肩パッドを廃して動きやすさをアップさせたり

インナープロテクターとしての着用もしやすくなっています。


FOX レースフレームルースト



レースフレームルースト



レースフレームルースト


レースフレーム ルースト ブラック(2020)

販売価格(税込)¥19,855 5%OFF

新たに設計した、メインボディーがパンチング加工された薄型ボディープロテクター。快適性と安全性を両立し、ライダーをサポートする。・装着時にも違和感なくフィットする薄型設計。・連結構造によりライダーとの一体感を高め、優れた通気性を実現。・ジャージの下に着用可能なスリムデザイン。・ボディにバックルを組み込

軽量かつ、動きやすさを求めて肩を廃したデザイン。

これは着けていて快適、良い意味で着けていることを忘れそうな製品です。

特徴はパーツ分割が細かく、鎖骨周り/胸周り/わき腹周りと分割されているので、身体に貼りつくようにフィットします。

故にガチャガチャとバタつくことがありません。背中も同様に三分割されていて姿勢変化に追従して動くようになっています。

一方で、肩パッドが無かったり薄手であるために防御力という点では他2つに比べると控えめです。


FOX ラプターベストCE



ラプターCEベスト

ラプターCEベスト


ラプター ベスト CEタイプ ブラック/ホワイト

販売価格(税込)¥32,560 20%OFF

上半身全体をしっかりと保護するフルチェストプロテクター
サイドのプロテクタープレートにより、しっかりと脇腹エリアまでカバー。より高いレベルのプロ...

先に紹介した2種に比べゴツめのデザインで、見た目通り防御力も高くなっています。

肩と上腕をしっかり守り、プロテクター自体の肉厚もあるので安心感では上記の2種に大きな差をつけています。

特に下腹部は360度囲った形になっていているので肋骨をガッツリ守れるようになっています。

実際、このプロテクターに惹かれるお客様は肋骨を痛めた経験のある方が多いです。


一方で、ゴツめのプロテクターであるが故に重量はそこそこありますし

若干の動きにくさや、夏には暑苦しさも感じる点はあります。



3タイプのプロテクターを比較してのまとめ


FOXの胸部プロテクターで3つを比較してみましたが、

こんな感じにステータスをどう振り分けるか、ということろが要になってきますのでこの点は個人の判断となります。


胸部プロテクター一覧へ


最近の傾向

傾向の話を言えば、モトクロスライダーは基本的に軽量タイプを選びます。

上記の3種の中で言えばレースフレームルースト・もしくはR3ルーストデフレクターになるでしょう。

10-30分程度の全開スプリントレースなので、少しでも身体のパフォーマンスを阻害しないためにも

胸部プロテクターは軽くて動きやすいものが好まれます。

もっと言えば、前走者が巻き上げる飛び石から胸を守るのが第一なので、

転倒したときに身体を守る機能を第一に考えられていないという面もあります。


林道とコースでは考え方が異なる

これが林道ツーリングなどであれば、岩や木との接触を考えて

R3ルーストデフレクターにしようか?プロフレームCEにしようか?という考え方も出てきます。

肩パッドがあると狭い道を縫って走るときに肩をぶつけて痛い思いをしてしまう可能性が減らせます。

逆に言えば、自然の地形を利用したエンデューロならウッズで木との接触をお構いなしに攻めれるという利点もあります。


結局のところ答えは人それぞれ

可能な限り怪我は防ぎたいのは皆さん共通するところでしょう。

そこで、身体を物理的に強固にガードするべきか(パッシブセーフティ)

動きやすさや快適さ(涼しさ)を確保して疲労を抑え転ばないようにすべきか(アクティブセーフティ)

大変悩ましいところです。

一概になにが正解とは決めがたいのがプロテクターなので、皆様のプロテクター選びの参考になれば幸いです。



オフロード用プロテクターのことならダートバイクプラスへ!


ダートバイクプラスではオフロードライディングに適した胸部プロテクターはもちろん、

エルボーガードやニーシンガードなど、様々な用品を取り揃えております。

高い専門知識を持ったスタッフが常駐しておりますので、サイズ感や選び方などわからないことがありましたらお気軽にお問合せ下さい。

皆様のアクセス・ご注文をお待ちしております。


書いた人
寺尾 拓郎(てらお たくろう)
  • 寺尾 拓郎(てらお たくろう)
  • トレールバイクに愛を注ぐ男。XRが好きです。CRF250Rと仲良くする日々です。

<

ページトップへ