【2024年版】ジャンル別おすすめのオフロードバイク・トレールバイク編
- 【2024年版】おすすめのトレールバイク
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【2024年版】おすすめのトレールバイク
トレールバイクの魅力とは
トレールバイクの魅力と言えば、ナンバー付きで公道走行可能でありながら、
オフロード走行もしっかり楽しめる、一粒で二度美味しいというところです。
この記事では、2024年におけるオススメ車両をご紹介します。
とはいえ2024年現在現行でラインナップされているトレールバイクは限られているため、
比較的に入手・維持のしやすい絶版車両も含めた特集となっております。
※画像はダートフリークカスタム車両でノーマルとは異なります
ホンダの現行トレールバイク。
2021年式よりフルモデルチェンジを受け魅力を大きく増したのがこの車両です。
スタイルはモトクロッサーCRF450R/250Rを踏襲したレーシーなデザイン。
ヘッドライトもLED化され、光量アップと軽量化がなされました。
車体回りも従来スチール製だったものがアルミに置き換わるなどの改良で約6kgもの軽量化を実現。
義務化されたABSの装着によってその重量は若干相殺されていますが、
本来重量増となるとことを軽量化して完成させた点は凄いの一言です。
エンジンはオンロードスポーツバイク・CBR250Rのものをベースとしているため、
高速巡行も楽々こなすスムーズに回る特性で、オフロード向けとして中低速の力強さも兼ね備えています。
また、この型より従来"LD"とされてきたローダウン仕様が標準となり、
逆に従来標準とされてきた仕様が"〈s〉"というロングストロークのサスペンションを装備した仕様となりました。
多くの方にとって足つきが良くなるというのは歓迎されることかと思います。
オフロードでバランスを崩したときに踏ん張りやすい・コーナーリングの旋回性が高いなどメリットは多いです。
※画像はダートフリークカスタム車両でノーマルとは異なります
現在のオフロードバイク市場で一番人気なのがこのSEROW250です。
惜しまれつつ2020年モデルで生産終了となってしまいましたが、SEROWの良いところはなんと言ってもコンパクトで扱いやすい車体に粘りのあるエンジン。
この2つの要素が合わさることで、老若男女誰もが乗りやすいバイクになっています。
足を付いて2輪2足で立ちごけの心配もなく、エンストもしにくいという点は非常にフレンドリーな特性です。
沢山の荷物を積んで遠くへツーリングに行くも良し、軽量化とタイヤの変更などでトライアル顔負けの難セクションを駆け上がるも良しと、
色々な楽しみ方が可能です。ダートバイクプラスにお越し頂くお客様ののバイクを見ていても多様な使われ方をしているのが見て取れます。
↑上記の画像でもツーリング仕様とレース仕様、全く違うコンセプトのカスタムになっているのがわかりますね。
大きなモデルチェンジをせず15年に渡り販売されてきたバイクなのでパーツの種類も非常に多くラインナップされています。
2008年よりインジェクション仕様になっており、始動性や低速の力強さが増しているため
中古市場を狙うなら2008年以降の車両がオススメです。
※画像はダートフリークカスタム車両でノーマルとは異なります
2019年に発売開始、2022年で販売終了されてしまい、2024年1月現在はコンペティションモデルの兄弟車 KLX230Rのみが販売継続されています。
2022年にはローダウン仕様のKLX230Sも発売されました。
基本設計では最も新しいと言えるトレールバイクです。
排気量こそ少々控えめですが、車体はフルサイズでSEROWよりも大きめ、地上高・シート高ともに高く設定されています。
エンジンも中低速で粘る特性ではあるものの、こちらの方がややパンチのある印象で単純に速さで比較するならKLX230に軍配が上がるでしょう。
また、車体のシルエットが非常にレーシーなのはこのバイクならではの特徴です。
フラットに近いシート形状と、モトクロッサーKXを踏襲した外装デザインと合わさって「攻める」姿勢が取りやすくなっています。
コーナーでは前乗り、ブレーキングでは後乗りと荷重移動を積極的に行いやすいフラットシート。
シュラウドも空冷故に張り出しが少なくスリムな車体は実にレーシー。
兄弟車のKLX230Rと一部パーツに互換性があるため、
パーツ流用による軽量化なども可能です。
※画像はダートフリークカスタム車両でノーマルとは異なります
発売当時のメーカーのコピーは「超級性能」や「オフロードのR1」という強気なもので、
そのコピーに見合うだけの非常に高い戦闘力を持ったバイクがWR250R。
パーツの一つ一つがコストの掛かった材料や作りになっており、
メインフレームはトレールバイクで唯一のアルミ製。この強靭な骨格は
フルアジャスタブル・高剛性のサスペンションとハイレスポンス・パワーエンジンと組みわせることでモトクロッサー顔負けの大ジャンプもこなしてしまいます。
排ガス規制に対応出来ず、惜しまれつつ国内販売終了となったことと上記の性能の高さから市場価格は高騰しており
入手し辛い状況になっていますが、それも納得のモデルと言えます。
パーツの入手性は問題なく、純正・社外部品共にまだまだ潤沢に揃っているので
カスタムも幅も広く、更なる軽量化やパワーアップも可能です。
逆に言えば、速さを追求したスパルタンなモデル故にロングツーリングにおける快適さはやや低いところが欠点でしょうか。
鋭いエンジンレスポンスは疲労の蓄積した状況にはやや辛く、キャリアを装着しても積載性は高くありません。
車で言えば2シーターのスポーツカーと言ったところですね。
※画像は海外仕様でヘッドライト形状などが一部国内仕様と異なります
こちらも国内生産終了となってしまったモデルですが、海外では300cc版も含め現役のKLX250です。
1993年のKLX250-SRから基本設計を踏襲しながら現在まで生産され続ける超ロングセラーモデル。
発売当時のコピーが「闘う4スト」であり、走りに重点を置いて開発されたことが伺えます。
事実基本性能は高く、他のトレールバイクと比較すると
高回転型の鋭いエンジン特性と高剛性ペリメターフレームによる車体はハードな走りにも対応します。
今でこそ、速さだけならWRがより尖った性能を持っていますが、
尖り過ぎていない分、KLXはより幅広い汎用性に優れており、日常の足からツーリング、レースまでそつなくこなせます。
カスタムパーツの豊富さでは随一で、外装部品からエンジン内部のパーツまで幅広く販売されています。
以上、オススメのオフロードバイク~トレールバイク編~でした。
この5車種で言えば、どれを選んでも間違いなく楽しめると思います。
オフロードもオンロードも、どちらも楽しみたいならトレールバイクが間違いのない選択になるでしょう。